佃真、ミシュラン初提携
2025-01-21 10:39:31

佃真TSUKUSHIN、ミシュランガイド公式パートナーに日本企業初となる

佃真TSUKUSHIN、初の日本企業としてミシュランガイドの公式パートナーに



高級真昆布と佃煮で名高い佃真TSUKUSHINが、2025年2月10日にスコットランド・グラスゴーで開催されるミシュランガイド授賞式の公式パートナーとして選ばれました。この偉業は、日本企業として初めてイギリス・アイルランドのミシュランガイドイベントにて公式のパートナーシップを結ぶもので、注目を集めています。

佃真、またの名を浪花昆布株式会社は、英国とアイルランドの料理界に、日本の伝統的な昆布の魅力を伝え、トップシェフたちへの素材の提供を目的としています。授賞式では、北海道産の最高品質の真昆布を使用した料理が披露され、佃煮も紹介される予定です。佃煮は、醤油で煮込まれた保存食で、山椒や生姜を使うことでその風味が引き立ち、和食のみならず現代のヨーロピアン料理にもマッチする多様性を持っています。

佃真は、食材となる昆布の風味を十分に生かし、料理の創造性を引き出すことを宣言しています。また、佃煮の紹介を通じて、日本の食文化に対する国際的な評価を高め、洗練された料理を追求するシェフや食通に向けて、日本の食材の素晴らしさをアピールします。

佃真の背景と信念


佃真は、170年以上の歴史を誇る企業で、現在は、代々の家族が引き継いできた品質にこだわり続けています。1960年に神戸に設立されたこの会社は、高品質な真昆布と伝統的な佃煮の製造を行い、その価値観を守り続けています。今は息子である小濱敬一が会社を率いており、環境変化の課題に取り組みながら、この伝統を守る努力をしています。

佃真のもう一つの特長は、昆布が持つ環境への貢献です。昆布は持続可能な食材であり、栽培には真水を使用せず、無駄がない点が特徴です。さらに、食べ終わった昆布は農業の肥料として利用され、環境に優しい食材なのです。佃真はこの特性に注目し、将来に向けた取り組みを続けています。

昆布の魅力と真昆布の特性


昆布は日本料理の根幹を成す食材で、多くの料理に深みと旨味を加えます。その中でも真昆布は「昆布の王様」と称され、特に北海道南部で育まれます。親潮という冷たい海流に支えられ、栄養豊富な海で育った真昆布は、他の食材の魅力を引き立てる非常に優れた素材です。

真昆布は、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分を多く含み、料理に栄養価を加える役割を果たします。また、旨味成分であるグルタミン酸も豊富で、天然の旨味ブースターとも言われています。この旨味は、躍動感のある味わいを生むのに一役買います。

日本の食文化の海外への発信


佃真がミシュランガイドとのパートナーシップを結ぶことは、日本の食文化が国際的に評価される一助となることでしょう。ミシュランガイドは、その厳密な審査によりレストランと料理の基準を設定し、その評価は世界中のグルメたちに影響を及ぼしています。佃真は、この機会を活かして日本の伝統的な食材を世界に向けて発信し、さらにその価値を高める活動を進めていきます。料理の奥深さや、美味しさを、国際的な舞台で広げることに大きな期待が寄せられています。これからも、佃真の挑戦が続いていくことでしょう。


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