エレキソルトが技術経営・イノベーション大賞を受賞!
先日、「第12回技術経営・イノベーション大賞」で、キリンホールディングスと明治大学の共同開発による「エレキソルト」が特別賞を受賞しました。この受賞は、食に関する新たなイノベーションの一例として、特に減塩という現代の健康課題に取り組むものです。
エレキソルトの魅力とは?
「エレキソルト」は、電気的な刺激を利用した革新的な食器型デバイスです。通常のスプーンとして使うことができ、微弱な電流を流すことで、減塩した食品でも塩味やうま味を感じやすくする仕組みです。これにより、塩分を控える必要がある方々でも美味しく食事を楽しめるようになります。
この技術は、塩分の過剰摂取が健康に与えるリスクを考慮し、一般的な食器と同様に使えるため、日常的に取り入れやすいのが特徴です。最近の食生活では、塩分過多が生活習慣病の原因となることが増えていますが、エレキソルトを利用することで、より健康的な食生活をサポートすることが期待されています。
開発の背景と受賞のポイント
この受賞に際し、キリンホールディングスのヘルスサイエンス事業部の佐藤愛さんは「このような栄誉ある賞に選出いただき、大変光栄に存じます」と語っています。特に、エレキソルトは明治大学との長期的な共同研究の成果であり、多くの企業や医療機関、自治体の協力を得て実現した新たな食習慣の提案です。
技術的にも、電流を使って塩味を最大約1.5倍に増強できるという点が評価されています。特に、減塩食品に対するニーズが高まる中、エレキソルトはその解決策を実現する重要な技術として高く評価されたのです。
今後の展望
エレキソルトは2024年5月から販売される予定で、今後はスプーンに加え、他の食器類への展開を進める意向を示しています。また、各企業や自治体と連携し、減塩メニューの提案やエレキソルトの活用シーンをさらに広げる計画もあります。
健康的な食生活を実現する手助けとして、エレキソルトの普及が期待されており、「おいしさと健康を両立できる社会づくり」を目指して研究開発が続けられるでしょう。
このように、エレキソルトはただのデバイスではなく、私たちの食生活を根本から見直すきっかけとなる重要なイノベーションです。今後の展開にぜひ注目したいですね。