夢のコラボレーションが織りなす『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』の魅力を徹底解剖！

夢の共演『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』が生み出す感動の世界

2025年7月1日、東京国際フォーラムで開催された『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン supported by ディズニー★JCBカード』は、全公演が即日完売という盛況ぶりだった。今回は、その感動の瞬間をお届けします。

第1幕：アラン・メンケンが紡ぐ魔法の音楽

開演の合図とともに現れたのは、ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケン。彼が日本語で挨拶をすると、会場の雰囲気は一瞬にして緊張から歓喜へと変わる。彼の手による「Prince Ali」の演奏が始まると、瞬時にアラビアン・ナイトの世界へと引き込まれる。

アランは、彼が描き上げた『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』の楽曲を紹介。その制作秘話やアートの背景についても語り、観客は彼の熱い想いに触れながら心の中の思い出が蘇ってくる。

続いて披露された『美女と野獣』の楽曲は、メンケン自身のパフォーマンスによって鮮明に蘇り、会場中がその名曲の中に包まれる。特に野獣の「If I Can't Love Her」や実写版からの「How Does A Moment Last Forever」は、その美しさと深い情感に圧倒され、観客の感情を揺さぶる。

第2幕：ブロードウェイのスターによる最高峰のパフォーマンス

第2幕がスタートすると、オーケストラが演奏を始め、雰囲気は一変。ブロードウェイで活躍するスターたちが迎えられ、観客はさらに大きな期待を抱く。『ニュージーズ』や『アラジン』、『ライオン・キング』の名曲を次々に披露し、その迫力は圧倒的だった。

特に、キャストたちによる「Be Our Guest」のデュエットは、一瞬にして観客を夢の世界に引き込む。ブロードウェイで歌ってきたという実力派たちの豪華なステージは、その歌唱力と感情を込めたパフォーマンスによって、特別な体験となった。

日本初代キャストの京本大我も登場し、彼の歌声は観客の心を掴む。ライオネル・リッチーの名曲「Proud Of Your Boy」をアラン・メンケンと共に歌った瞬間、会場は感動の渦に包まれる。観衆の涙を誘うこの瞬間こそが、まさに夢のコラボレーションの証である。

サプライズ演目とフィナーレ

クライマックスでは、初公開のシークレットナンバーも披露され、ディズニーファンは大興奮。メンケンが再登場し、全キャストが参加する「Friend Like Me」の合唱は、感動的なフィナーレを飾った。全体が一つにまとまった瞬間、観客は一斉に拍手喝采。

このコンサートは、ただのパフォーマンス以上のものであり、ディズニーの魔法が観客一人一人の心に深く刻まれる時間だった。しかし、その夜の魔法は、観客だけでなく、アーティストたちにも共有されたようだ。観客とアーティストが一体となったこのライブは、今後も語り継がれるに違いない。

このように、音楽の魔法が広がっていく様子を感じ取ることができた『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』の感動を、ぜひ次回も体験してみてください。