世界で注目!アクアイグニスが業務効率化で生まれ変わる理由とは
三重県湯の山に位置する複合温泉リゾート「アクアイグニス」は、食と癒しがテーマの施設です。特に洋菓子部門では、世界大会で日本代表として輝かしい成績を収めたシェフ、籏 雅典氏が統括責任者を務めています。しかし、彼のチームは効率的な業務運営に苦しんでいました。そこで導入されたのが、株式会社インフォマートの「BtoBプラットフォーム 受発注」です。今回はこの導入の影響と重要性について詳細にご紹介します。
課題の洗い出し
アクアイグニスでは、発注業務がFAXで行われ、商品管理はExcelを使った手作業が常態化していました。特に毎月の照合作業では、50社以上の仕入れ先とのやり取りが必要で、数百万円の発注金額に対する照合作業に毎月3時間もかかっていたのです。また、週に約100枚のFAX発注書が出ており、紙の使用量もかなりのものでした。さらに、発注ルールが「謎のノウハウ」として属人化していたため、若手への育成にも支障を来していました。
このような非効率な業務フローにより、クリエイティブな業務に費やす時間が削られ、シェフたちの本来の業務に悪影響を及ぼしていました。
導入の背景
業務の効率化を求める中で、アクアイグニスは「BtoBプラットフォーム 受発注」の導入を決めました。このサービスの導入により、手作業による煩雑な業務がデジタル化され、全体の業務品質が向上することを期待しています。また、スタッフのプライベートな時間の保障も重視されたポイントとなりました。
効果の実感
このプラットフォームの導入によって、照合作業の時間が劇的に短縮されました。従来の約3時間かかっていた請求書と納品書の照合が、わずか10分で済むようになったのです。システムを通じて納期や発注履歴の確認ができるようになり、確認作業も不要になりました。また、FAXでの発注も10分の1に減少し、紙の使用量も大幅に削減されました。
さらに、棚卸機能が追加されたことで、原価計算も簡略化され、スタッフがリアルタイムで情報を把握できるようになりました。これにより、責任感が生まれるなど、チームワークも向上しています。
今後の展望
「商品を並べるだけでは売れない」という現代において、アクアイグニスはその魅力をどう見せたり、体験を提供したりするかが重要だと考えています。デジタル化を進めたことで、スタッフには専門スキルを磨く時間が増え、新たな価値を創造する機会が生まれています。若手スタッフには、新しい視点で人を惹きつける力を育ててもらい、今後の活躍を期待しています。
アクアイグニスの取り組みは、デジタル化を通じて新時代を迎えた一例となります。これからも、職場の環境がより良い方向へ進化することに期待が寄せられています。
詳しくは、
インフォマートの事例ページをご覧ください。