ココラシカ初ワンマン
2025-03-21 18:47:42

10代スリーピースバンド・ココラシカの初ワンマンで魅せた音楽への情熱

メジャーデビューも決定!ココラシカ初ワンマンライブ



2025年3月20日、ココラシカは待望の初ワンマンライブ「三原色」をSpotify O-Crestにて開催しました。彼らは、10代の男女3名からなるギターレスのスリーピースバンドであり、独自のポップセンスと聴く者の心を打つメロディで早耳のリスナーの注目を集めています。この日、彼らはメジャーデビューを発表し、記念すべき日のステージを彩りました。

ライブの開演を告げる拍手の中、メンバーのこうき(Vo・Key)、らな(B)、こた(Dr)が登場。会場は多様な世代の観客で埋まっていました。「皆さんの大切な時間を使っていただいて、嬉しいです」とこうきの挨拶と共に、ライブが「最後の花火」でスタート。彼らの洗練さや魅力的な声が会場を包み込みます。

ココラシカの音楽スタイルは、シティポップやAORの影響を受けた、現代にマッチしたサウンド。しかし、パフォーマンスで注目すべきは、彼らの演奏力です。こうきが弾くキーボードに合わせ、らなはしなやかで艶やかなベースラインを、そしてこたは力強くリズムを支えます。年齢に似合わぬ洗練度に、観客は魅了されました。

この夜のセットリストには、既存の楽曲が並ぶ中、特に印象深かったのは、ドラマ『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』のエンディング主題歌にも使用された「花瓶」です。心を癒すような優しいバラードで、彼らの音楽の深さを示しました。続いて、高校在学中にリリースしたSNSバイラルヒット「恋よ、踊り出せ」や、独特なムードを持つ「占い師」も披露され、観客を沸かせました。

本編ラストを飾ったのは、「Q」という大作。この曲では「生きる意味」を問いかけ、こうきは「僕たちの日常に意味があると思ってもらえる音楽を作りたい」と語ります。彼らの熱意と真剣な表情が、演奏から強く伝わってきました。

都立鷺宮高校の軽音楽部で誕生した彼らは、昨年卒業。音楽活動を続けながら、今回のライブを通じて大きな成長を遂げている様子が伺えます。観客のアンコールに応え、彼らはメジャーデビューと同時に、2週連続の新曲リリースと1st Mini Album「Freedom」のリリースも発表しました。

最後に披露された「手のひらで踊らせて」は、彼らのメジャーデビューシングル。その後、「またね」を情熱的に歌い上げ、ステージを後にする姿からは、未来への確かな希望が感じられました。

ココラシカの物語はまだ始まったばかり。これからの音楽活動から目が離せません。ライブが終わる頃、彼らの成長と次なるステップに期待が募る夜となりました。ココラシカ、これからの躍進に備えて、ぜひその動向に注目してください。


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