「アイムピンチ」:600人と作るスキンケアの舞台裏
美容液ブランド「アイムピンチ」を手がける株式会社未来の根底には、特異な取り組みがあります。それは、600人ものお客様が「共創パートナー」として、商品開発に参加しているという事実。単なるモニター制度に留まらず、お客様が実際に商品の改善に関わることでつながる深い信頼関係こそが、このブランドの強みです。
基幹商品「アイムピンチ美容液」とは
2006年に登場し、瞬く間に累計404万本を売り上げた「アイムピンチ美容液」。このロングセラー商品は、多くのお客様の意見を反映し続けることで成長を遂げてきました。代表取締役の山口俊晴氏が語るように、同社にとってお客様は単なる商品を買う人ではなく、未来を共につくる大切なパートナーです。
“共創パートナー”制度の独自性
多くの企業が顧客の声を製品に反映しようとしていますが、アイムピンチの「共創パートナー」との交流は他社のそれとは異なります。600人のお客様は、長年の愛用者であり、商品改善に対しても積極的。オンラインを利用したヒアリングだけでなく、社員が直接お客様の意見を聞くことで、肌の変化や使用感などの細かいニュアンスまで把握しています。こうしたリアルなフィードバックが、改良に生かされるのです。
改良のプロセス
例えば、アイムピンチ美容液は使用感に関するお客様の声をもとに、何度も改良が加えられています。「肌にもっと優しく」「塗布後の質感を改善してほしい」といった声が製品に反映され、最近リリースされた日焼け止めも共創パートナーの意見を基にした結果です。こうした取り組みは、他の業界からも注目を集めており、今や「お客様と共に育てる化粧品ブランド」として評価されています。
双方向のコミュニケーション
通販の特性上、対面でのコミュニケーションが少ないため、株式会社未来ではお客様との心の距離を縮める努力を絶えず行っています。お客様からの意見だけでなく、日々のサービスやコミュニケーションに関してもリアルタイムでフィードバックを集めています。「この会社は、私たちの声を聞いてくれる」といったお客様の言葉は、私たちにとって最大の励みです。スキンケアは、ただの美容の道具には留まらず、日常生活の中で自信を取り戻すきっかけにもなり得ます。
株式会社未来のビジョン
「ものづくりを通じて、人生に小さな光を届けたい」という理念を掲げる株式会社未来。その核となるのはお客様との「共創」であり、長期的な信頼関係を築く独自のビジネスモデルです。単なる販売業者に終わることなく、真に顧客と共に製品を育てる姿勢が、これからのスキンケアブランドに求められるのではないでしょうか。今後も「アイムピンチ」はお客様と共に新たな魅力を見出し続けていくでしょう。