山口の観光と方言を融合させた新しいお菓子
山口県は観光客の減少が続いていますが、そんな中、ユニークで楽しいご当地土産「YAMAGUCHI-BEN BOX」が誕生しました。2025年5月に発売予定のこの商品は、山口県の方言文化をテーマにした新しい形の観光土産です。特に、方言を学びながらお菓子を楽しむことができるという点で、他にはない体験を提供しています。
YAMAGUCHI-BEN BOXのユニークな特徴
1. 4種類の方言をプリントした卵せんべい
このお土産は、クスッと笑える山口弁がプリントされた卵せんべいです。4種類の方言が用意されていて、一枚食べるごとに新しい方言に親しむことができます。食べる楽しみがあり、同時に語学の学びも叶うなんて、一石二鳥ですね。
2. QRコードでさらに広がる学び
各卵せんべいにはQRコードが印刷されており、このコードを読み取ることで、プリントされている山口弁の意味や使い方を学べるウェブページにアクセスできます。なんと、掲載されている方言は160以上! これにより、食べながら学ぶ楽しさが倍増します。また、このQRコードを通じて、山口県内の観光地についても面白おかしく説明されており、自ずと観光へと誘導される仕掛けが施されています。
3. 継続的なコンテンツ発信
YAMAGUCHI-BEN BOXの魅力はそれだけではありません。公式WebサイトやSNSを通じて、卵せんべいに印刷されている方言以外にもさまざまな方言や山口の魅力が紹介されています。リピーターが飽きないように、常に新しい情報を提供してくれるため、何度でも楽しむことができる設計となっています。
開発の背景
山口県の観光業は年々厳しい状況に置かれており、例えば秋芳洞の入場者数はかつての5分の1程度にまで減少しているとのことです。こうした状況を受け、「山口に行ってみたい」「山口って面白そう」と感じてもらえるきっかけを作ろうという思いから、このプロジェクトは立ち上がりました。観光名物や特産品だけでなく、地域の文化そのものを届けたいという思いが込められています。
「文化は目に見えなくても地域を形づくる力がある。その文化をもっと身近に感じてもらえるのが“方言”だ。」この発想を基に、楽しい体験として方言を味わえる商品に仕上げられています。
「YAMAGUCHI-BEN BOX」の商品情報
楽喜株式会社の担当者は、「この商品を通じて、山口の魅力を知り、多くの人に訪れてもらえるきっかけを提供できればと思っています。」と語っています。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。それでは、次回の山口出身の方との会話が楽しみですね。