香りで共感体験!
2025-06-27 11:36:24

資生堂が大阪・関西万博で香りによる共感体験を実験!

資生堂が大阪・関西万博で香りを用いた共感体験実証



2025年7月、資生堂は日本国際博覧会、通称大阪・関西万博において、画期的な実証実験を行います。テーマは「香りを用いた共感体験」。この実験では、香りが人々の関係性に与える影響を探ることを目的としています。この取り組みは、孤独感や人とのつながりの希薄化が問題視される現代において、特に意味深いものとなります。

実証実験の背景


最近では、単身世帯の増加や社会の働き方の変化、インターネットの普及により、家族や地域コミュニティのつながりが弱まっています。これにより人は孤独や孤立に悩むことが多くなっています。しかし同時に、オンラインでのつながりが強化される中で、さらに心の深いレベルでのコミュニケーションを望む声も高まっています。この矛盾した状況に対し、富士フィルムが45年以上にわたり行ってきた化粧品に関する感性科学の研究を基に、香りの力を活用した共感体験の実証実験を開始します。

特別企画詳細


シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater - いのちのあかし -」


本実験は、オーストラリア出身の映画監督、河瀨直美がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオンで実施されます。そこでは、多様性や対話の重要性が表現され、資生堂が目指す「美を通じて人々が幸福を実感できる社会」の実現に向けた取り組みが展開されます。

体験プログラム


7月11日から14日の4日間、来場者参加型の実証実験が行われます。参加者は、初対面の対話者と「美」に関するテーマで会話を交わし、その間に香りがどのように共感を促進するのかを体験します。さらに、観客はその対話を鑑賞しながら、自分自身の考えと照らし合わせる新しい形の交流が期待されています。

Beauty Dialogue Letter & Post


また、期間中には「Beauty Dialogue Letter & Post」と題した取り組みが実施されます。参加者は、心が動かされた瞬間を特製のレターセットに書き留め、ポストに投函することができます。このアクティビティは、対面でのコミュニケーションの大切さを再確認する機会となるでしょう。

感性研究体験機器


さらに、特設ブースでは感性研究体験機器が設置され、参加者同士が対面することで互いの感情を可視化し、共感の度合いを測定します。この香り体験は、実際に製品に触れなくても楽しむことができ、皆の心をより深く結びつける手助けとなるでしょう。

資生堂のサステナビリティへの取り組み


資生堂は、サステナブルな社会の実現に向けて、使用済み化粧品容器を回収して再生資材として利用する「BeauRing」プロジェクトにも取り組んでいます。このような施策を通じて、未来の美しさと環境意識を両立させることがこの実証実験の背後にある大きな目的でもあります。

今後の展望


資生堂は、今後も感性研究の成果を化粧品やサービスの向上に活かし、新たな感情価値を創出することを目指しています。このような取り組みを通じて、個々がより良い生活を実現できるサポートを続けていくことを宣言します。

詳細が気になる方は、ぜひ大阪・関西万博を訪れて、資生堂の新しい挑戦をご体感ください。


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