京都の老舗吉川染匠が新たに編み出した現代着物の魅力とは

京都の老舗吉川染匠が現代に息づく着物を提案

149年の歴史を誇る京都の京友禅、吉川染匠が、新たな取り組みとして「京les mondes」を発表しました。この現代着物は、外国人が気軽に着用できるようデザインされており、伝統的な和文化を現代のライフスタイルに取り入れることを目指しています。

新たな着物体験のスタート

吉川染匠は「着物と和文化体験サービスの海外展開事業」として、自社の新作着物「京les mondes」を通じて、日本文化を世界に発信する試みを始めました。この新作着物は、難しい着付けを必要とせず、誰でも簡単に着られることが特徴です。

「京les mondes」は、着物の伝統的な美しさを保ちながらも、現代的なファッションセンスを取り入れています。上着とスカートを合わせるスタイルで、短時間でセットが可能です。この手軽さが魅力となり、着物初心者でもすぐに着こなすことができます。

海外展開のプロモーション動画公開

最近公開されたプロモーション動画には、着物を着た外国人が楽しむ姿が映し出され、日本文化への関心を引く内容になっています。動画は2種類あり、それぞれ異なる視点で新サービスを紹介しています。特に、「京les mondes」のカジュアルさと、現代的なアプローチは、外国人旅行者に受け入れられやすい要素となっています。

プロモーション動画第一弾
プロモーション動画第二弾

さらなる普及を目指して

この着物は、2024年から本格的に提供される予定で、すでに香港やマカオでの試行が始まっています。現地のイベントを通じて、和文化体験の普及を図り、着物をより多くの人に楽しんでもらうことが目標です。

また、吉川染匠は海外での和文化イベントのコラボレーション先を現在募集中です。企業や団体はこの影響力を借り、共に日本文化を広める機会を得られます。