母と子の愛が交錯する舞台『かたき同志』が再上演！

橋田壽賀子×石井ふく子の舞台『かたき同志』が12年ぶりに帰ってくる

2025年秋、新歌舞伎座にて、橋田壽賀子が手がける人気作『かたき同志』が復活します。演出は石井ふく子。この組み合わせは過去にも数々の名作を生み出してきた、まさにゴールデンコンビです。この公演では、藤山直美がかめ役を、そして高島礼子が新たにお鶴役を務めます。これは要注目です！

バトルが繰り広げられる母たち

この作品は、母親同士の対立を描きながらも、親子の愛情や絆を描く心温まる内容です。かめは庶民的な飲み屋を切り盛りし、一人息子の清太郎に医者になることを期待しています。その清太郎が、実は飲み屋を受け継ぐと言い出したことで、母親のかめは戸惑いを隠せません。さらに、呉服問屋の女主人お鶴は、旗本の三男を婿に迎えたいと思っていましたが、その娘お袖が実は清太郎に恋をしていることを知り、かめと激突します。

笑いと涙の融合

橋田壽賀子の作品は、笑礼を交えた人間ドラマが特徴です。観る者の心に刺さるセリフはもちろん、独特のユーモアと、家庭に関する深い愛情が入り混じります。母たちが子供を思うあまり、最終的には理解し合う姿は、誰もが感情移入できるポイントです。

初めての共演に期待

藤山直美は高島礼子との共演に心を躍らせており、互いの演技で生まれる新たな化学反応に大きな期待を寄せています。これは期待感が高まる要素の一つです。藤山はこれまでの演技経験を生かしつつ、高島の新しい視点を取り入れることで、観客に新たな視覚体験を届ける力を秘めています。

詳細情報

公演は2025年8月30日から9月21日まで、新歌舞伎座で行われます。価格は1階席が13,000円、2階席が7,000円、3階席は3,500円です。特別席は14,000円となり、一般発売は2025年6月23日から開始されます。

詳しい情報については新歌舞伎座の公式サイトをチェックしてください。皆さん、ぜひこの文化的体験を逃すことなく楽しんでください！