服の本当の価値を見つめる「WHITE FRIDAY 2025」
日本のアパレルブランド、FABRIC TOKYOが新たな取り組みを発表しました。2025年11月25日から30日にかけて開催される「WHITE FRIDAY 2025」では、顧客自身が商品の価格を決められるという革新的な販売方法が展開されています。この取り組みは、背景にある物価高や値上げが続く状況に対抗し、商品の価値を再認識する機会を提供することを目的としています。
「その服の値段、あなたが決めてください」
今年のテーマは「その服の値段、あなたが決めてください」。購入者が感じた価値に基づいて自ら価格を決定するという方式は、国内初の試みです。FABRIC TOKYOは、北陸の生地メーカー「KAJI GROUP」とのコラボレーションにより、特別に開発した限定色のオーダーセットアップを提供します。これにより、消費者は服の真の価値を見極めるだけでなく、自身の好みや予算に沿った買い物体験を楽しむことができます。
限定セットアップの魅力
「WHITE FRIDAY 2025」では、特に注目されるのが「銀雫」、「影葉」、「澄藍」の3色からなる限定スーツです。これらの色は、北陸地方の季節感と生地の特性を取り入れたデザインとなっており、高いストレッチ性と快適な着心地を誇ります。ポリエステル76%とキュプラ24%が組み合わされているため、ビジネスシーンでも活躍すること間違いなしです。
参加方法と抽選権の獲得
参加希望者は、期間中にSNS投稿への「いいね」を行うことで、抽選に参加する権利を得られます。抽選に選ばれた方は、自身が決めた価格で商品を購入することが可能です。販売数量は各色5着ずつの合計15着に限定されています。自分の感じた価値で参加できるこのイベントは、消費者にとって新しい視点を提供します。
消費のあり方を考える機会
この「WHITE FRIDAY」は、もともとブラックフライデーの消費文化に対する反省から生まれたものです。過剰な消費を促すブラックフライデーに対抗し、サステナビリティを重視した考え方が求められる現代。このイベントを通じて、FABRIC TOKYOは顧客と共に「服の本当の価値」を再評価し、持続可能な消費の形を探っていきたいと考えています。
公式サイトでの詳細確認を
「WHITE FRIDAY 2025」やFABRIC TOKYOの新しい取り組きについての詳しい情報は、公式特設サイトで確認できます。自分自身で価値を決めるという新しい買い物体験を通じて、ファッションへの考え方が広がることを期待しています。
詳細:https://wf.fabric-tokyo.com