STU48が平和を願うプロジェクトに参加
広島を拠点に活動するアイドルグループSTU48が、平和の象徴である折り鶴に想いを込めて、広島ドラゴンフライズが主催する「#おりづるリレー」に参加しました。この取り組みは、参加者が折り鶴を折り、平和に関するメッセージを添えた動画をSNSに投稿するという、平和への願いを込めたプロジェクトです。
8月20日に開催された「#おりづるリレー」の千羽鶴寄贈報告会には、STU48のキャプテン岡田あずみさんと、長崎県出身でおりづる大使を務める尾崎世里花さんが出席しました。報告会では、平和記念公園にある「原爆死没者慰霊碑」へ献花し、その後、おりづるタワーで折り鶴の投入セレモニーが行われました。
折り鶴の意義とSTU48の思い
岡田あずみさんは、この活動の意義を強調し、「広島で生まれ育ち、瀬戸内を代表するアイドルとして参加できたことを誇りに思います。幼い頃から平和について学び、折り鶴を折ってきましたが、今後もその思いを広めていきたいです。」と語りました。彼女の言葉には、地元の文化や歴史への深い敬意が感じられます。
尾崎世里花さんも自身の思いを述べました。「おりづる大使として参加させていただき、折り鶴を新たな形に繋げるプロジェクトに取り組んでいます。私たちアイドルだからこそできる方法で、未来へとこの想いを伝えていきたいです。」と、SDGs活動との関連も意識した発言をしました。
「#おりづるリレー」の概要
「#おりづるリレー」は、2021年に創設されたもので、平和への願いを込めた折り鶴とそのメッセージを世界に発信するプロジェクトです。今年で5年目を迎え、広島を拠点とするトップスポーツチームや著名人が参加しています。2025年には被爆80年の節目を迎え、より多くの人々と共に平和のメッセージを強く発信していく意義があります。
STU48の平和への取り組み
STU48は、平和をテーマにした楽曲「青空を語り合おう」をリリースし、その収益全額を広島市に寄付することを表明しています。この曲は、平和な未来を願う全ての人に向けたメッセージが含まれています。彼女たちは、音楽やパフォーマンスを通じて、平和の重要性を多くの人に届けていこうとしています。
STU48は今後も、平和の発信活動に取り組み続けると共に、その魅力と意義を広めていく姿勢を崩しません。ファンや地域と共に育んだ想いを、折り鶴と共に未来へと繋げていくでしょう。私たちもその活動を応援していきたいですね。