音楽と美術が織りなす特別な一日「とあるひのこと平井真美子」
2025年3月1日(土)、兵庫県の芦屋市立美術博物館で、音楽と美術が交錯した特別なイベント「とあるひのこと平井真美子」が開催されます。この日は、音楽家・平井真美子さんが奏でる音楽が会場の各所に響き渡り、訪れる人々に心の深い部分に働きかけることが期待されています。
平井真美子さんとは?
平井真美子さんは、ピアノをはじめとする古い鍵盤楽器を用いて独自の短編曲を創作している音楽家です。彼女の音楽は、日常の中の何気ない瞬間を切り取った「とあるひ」と題されるコンセプトのもとに構築されています。特に、彼女のスタイルは多岐にわたり、ドラマや映画の劇伴作家としても活躍しており、深い感情を引き出す音楽を生み出しています。
イベントの詳細
このイベントは、平井真美子さんの音楽アルバム「とあるひ記録集」のリリースを祝うものであり、多彩な空間において立体的な作品展示や公開録音、トーク、ライブパフォーマンスが行われます。具体的には、以下のような展示室が用意されています。
第1展示室:"kurayami"
暗い空間には、ピアノやギターの廃材を再利用したオブジェが浮遊し、それが静かに輝きを放ちます。このインスタレーションは、訪れる人に内省のひとときを提供します。
第2展示室:"hidamari"
ここでは、平井さんが演奏する希少なミニピアノや足踏みオルガンの音色を楽しむことができます。公開録音が行われるこの室内では、観覧者同士のささやき声や靴音といった環境音も交じり合い、音楽とともに特別な空間を共有することができます。
エントランスホール:"itonami"
14mの吹き抜けのエントランスホールでは「とあるひ 記録集」の制作現場が再現され、ブックレットを通して平井さんの視点を感じる体験ができます。また、トークイベントやライブパフォーマンスも予定されています。
チケット情報
- - 展覧会:一般2,000円(当日)、1,500円(前売り)
- - ライブ:一般5,500円、学生3,500円(未就学児無料)
定員は200名で、チケットは整理番号順に入場します。
チケットは2025年2月1日(土)12:00よりオンラインで販売開始されます。事前にLivePocketへの会員登録が必要です。詳細は美術館の公式ウェブサイトやSNSをご確認ください。
最後に
いつもの日常の中にある、特別な「とあるひ」を感じることができる、このイベント。平井真美子さんの音楽が、どのように私たちの心に響くのか、ぜひその目で、耳で体験してみてください。音楽と美術の交差点で、貴方自身の時間を感じ取る素敵な一日になることでしょう。