音楽イベントの新しいカタチ
最近、音楽イベントに参加したいと考える子育て世代の多くは、「託児がないために行けない」と感じています。そこで注目すべきは、1987年に設立された株式会社マザーズが提供する託児サービス。今回は、ACIDMANの武道館ライブで初めて導入されるこのサービスについて詳しくお伝えします。
イベント託児サービスとは?
マザーズのイベント託児サービスは、主に音楽や文化芸術に関わるイベントで、0歳から12歳のお子様を対象にした託児を提供しています。これまで、歌舞伎公演や美術館、コンサートなど、さまざまな文化芸術イベントでの実績があります。
例として、ACIDMANのツアーファイナルライブにおける導入が挙げられます。この取り組みは、音楽を愛する親たちが、安心してライブを楽しむことができる環境を整えるものであり、ライブ文化の新しい形を提示しています。
安心・安全な託児環境
今回の託児サービスは、各種リスクに配慮して設計されています。具体的には、次のようなポイントが挙げられます。
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対象年齢: 0歳から12歳
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託児費用: 1人あたり3,000円
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プログラム内容: 伝承遊びや工作、絵本の読み聞かせなど、年齢に合った遊びを用意し、子どもたちが楽しく過ごせるよう配慮されています。
また、すべてのスタッフは保育士資格を持ち、救急救命講習を修了しており、安心して子どもを預けることができます。子育て世代の不安を解消すべく、アレルギー対応や障害児対応の体制も整えています。
文化芸術と育児の両立を目指す
「お母さんの笑顔を、こどもたちへ!」という理念のもと、マザーズは子育て世代の文化体験を支援しています。株式会社マザーズの代表、梅澤未来さんは、「この取り組みを通じて、子育て世代が音楽を諦めずに楽しめる体験を提供したい」と語っています。
開催概要
この託児サービスが実施されるイベントの詳細は以下の通りです。
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イベント名: This is ACIDMAN
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開催日: 2025年10月26日
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会場: 日本武道館
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託児サービス提供時間: 開場から終演まで
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利用方法: 事前予約制
新たな集客のカギ
子育て世代に対する参加ハードルを下げるこの託児サービスは、イベント主催者にとっても集客や顧客満足度を向上させる絶好の機会となります。マザーズでは、今後も多様なイベントへの託児サービスの導入を提案していく考えです。
結論
子育て世代にとって音楽イベントは、行くことが難しいものだったかもしれません。しかし、今回のような託児サービスの導入によって、安心してライブ音楽を楽しめる環境が整いつつあります。これからも、どんどん多くのイベントでこのような取り組みが広がることを期待しましょう。