コーセーの『インフィニティザ リペア』が木下賞受賞!
コーセーのエイジングケアブランド『インフィニティ』が展開する『ザ リペア』ラインのパッケージが、公益社団法人日本包装技術協会が主催する『第50回木下賞改善合理化部門』で受賞しました。この受賞は、コーセーとしては11年ぶりのこととなり、大きな話題を呼んでいます。
受賞の背景には、ユニバーサルデザイン(すべての人に配慮したデザイン)の実現があります。脳卒中による障がいを持つ方々の意見を基に、使いやすさを追求した結果、評価を得たのです。特に、美容液やクリームの容器は、持つ部分が滑りにくく設計され、片手でも楽に開け閉めができる工夫がされているのが特徴です。
木下賞とその評価基準
『木下賞』は、1977年に創設され、包装技術の発展に寄与した優れた業績を表彰するものです。審査は厳正で、官公庁や学術機関の関係者で構成された委員会が9つの評価項目に基づいて行われます。このたび受賞の栄誉に輝いた『ザ リペア』は、ユニバーサルデザインと環境にやさしいリサイクル性を両立させた点が高く評価されました。
ユニバーサルデザインの取り組み
『ザ リペア』ラインの開発においては、NPO法人ドリームと連携し、脳卒中による後遺症を持つ方々の声を直接ヒアリング。彼らの意見を反映したことで、真に使いやすい製品が実現しました。容器の底面には滑り止め樹脂が使われ、回転数も半分に抑えたキャップなど、さまざまな工夫がされています。
さらに、箱は側面からの開封が可能で取り出しやすさを向上。表示やイラストも大きくして視認性を高めた工夫が施されています。これにより、利用者が安心して使用できる環境が整えられたのです。
未来に向けた継続的な取り組み
コーセーは今後も、メイクセミナーやヒアリング調査を通じて多様なお悩みやニーズに応え続け、製品開発に生かしていきます。また、今回の木下賞受賞に伴う副賞は、NPO法人ドリームに寄付される予定で、社会貢献にも注力しています。
取り組みは消費者庁からも評価され、令和6年度には「消費者志向経営優良事例」として表彰されました。これにより、コーセーのユニバーサルデザインへの取り組みが社会的にも認められる形となりました。
まとめ
コーセーの『インフィニティ』がデザインに込めた思いと、受賞への道のりは、ただの製品開発にとどまらず、視覚障がいを持つ方々など、すべての人に寄り添う姿勢を示しています。これからも、こうした活動を通じて、より良い社会の実現に貢献していくことが期待されます。