熱気溢れるウィッグコンテスト
2025-09-26 13:51:46

美容室Ashが開催したウィッグコンテスト『2025年 Ash杯決勝』の全貌と受賞者の感想

美容室Ashが贈るウィッグコンテスト『2025年 Ash杯決勝』



2025年の9月2日、名実ともに美容業界の一大イベントであるウィッグコンテスト『2025年 Ash杯決勝』が新宿ナプラスタジオで開催されました。このイベントは約350名の美容師たちが参加し、それぞれの技術を競い合う場として、年々その規模と注目度が増しています。

Ash杯の歴史



Ash杯の起源は、1990年代後半に遡ります。当初、都立大学店やその近隣の美容師たちが社外コンテストへの参加を目指して始めた「都立杯」がその始まりでした。このコンテストには、当初100名程度の参加者が集まりましたが、その後、スタッフ同士の交流を促進する場として発展してきました。数年後、横浜エリアでも「Y’sカップ」が始まり、2021年以降はこれをAsh杯に統合し、現在の形が確立されました。

Ash杯は、アシスタントから店長、そしてフランチャイズオーナーまで、幅広い層が参加するイベントです。多様な世代や職位のスタッフが集まり、交流を深めるだけでなく、社外審査員による技術指導も行われるため、美容師たちにとって新たな挑戦の場となっています。ウィッグを使用したコンテスト形式は、通常のサロンワークでは表現しきれないクリエイティブな作品を披露する特長があります。

今年のテーマとパネルディスカッション



今回のコンテストのテーマは「クリエイションをすることで得られたこと」。このテーマのもと、ゲスト審査員を招いたパネルディスカッションも行われました。パネリストには、brocheの宮田誠規氏やLondの山野俊貴氏、NEUFの葵氏、KENOMIKA.の維駒氏が参加しました。進行役はAsh池袋店の山川大輔氏が務め、熱のこもったトークセッションは参加者に大きなインスピレーションを与えました。

決勝の流れと進行



参加者は社内ウェブシステムを利用し、1人1作品を提出。その後、社内審査員による予選を経て、約350作品の中から112作品が決勝に進出しました。予選を通過した作品は、決勝当日に会場に展示され、ゲスト審査員たちによるリアルな審査が行われました。また、スタッフによるオンライン投票も実施され、イベントの盛り上がりを加速させました。

栄光の受賞者たち



今回のコンテストで栄冠を手にしたのは、Ash十日市場店の相原瞳さんです。彼女はグランプリおよび吉原会長賞を受賞しました。「今回の受賞は特別に嬉しいです。過去の悔しさを糧に、表現した作品にはビビットな赤と、遊びのあるカットを取り入れました」と語りました。

次世代の美容師たちの活躍も光りました。今年は、入社1年目の辰巳真由アシスタントが銀賞およびSNIP STYLE賞を受賞し、特に注目を浴びました。彼女は、「作品作りではヘアとメイク、首飾りのバランスを重視しました。今後は多様なスタイルを追求していきたい」とコメントしています。

最後に



『2025年 Ash杯決勝』は、美容師たちの技術を競い合い、互いに刺激を受け合う素晴らしいイベントでした。参加者たちの情熱とクリエイティビティが一堂に会し、次代を担う美容師たちの姿勢を垣間見ることができました。これからもAsh杯から目が離せません。次なる挑戦に期待が膨らみます。


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