高校生が育むSDGs
2025-10-15 08:28:31

高校生が創る新しいファッションの未来、神戸でSDGsを学ぶ「服の交換会」

高校生が創るファッションの未来



2025年11月1日(土)と2日(日)、兵庫県神戸市のマリンピア神戸で「服の交換会」が開催されます。このイベントは、サステナブルなライフスタイルを提案する機会であり、特に高校生たちが主導権を握って、参加者に新たな視点を提供します。

服の交換会とは?


「服の交換会」では、自宅で眠っている服を持ち寄り、他の参加者たちと自由に交換ができる参加型のイベントです。全国での実績もあり、これまでに約4万8,000人が参加してきました。環境への配慮を気軽に実践できるこのイベントは、ファッションへの熱意を持つ人々に支持されています。

高校生自ら運営、独自の企画!


今回の取り組みでは、神戸市・明石市で学ぶ高校生たちがスタッフとして参加し、特別な企画を考案しています。それは、フランス発の環境評価ツール「Ecobalyse」を用いて、各衣類の製造過程での環境負荷を可視化することです。このラベルを服に貼付することで、参加者は簡単にその服が環境に与える影響を理解できます。

環境負荷の“見える化”


ファッションの選択において「環境」という新しい基準を取り入れることを目的として、各服に環境負荷を示すラベルが付けられます。これにより、参加者は自分の好みと共に、環境についても考慮しながら服を選ぶことができるような仕組みが整います。

高校生の思い


高校1年生の生徒Sさんは、「この活動を通じて、環境にも配慮しながら自分の好みの服を選ぶ楽しみを広めたい」と語っています。彼女は、ある授業を通じてファッションと環境の繋がりに気づき、その思いを形にするためにこの企画を提案しました。環境負荷の高い服も一概に悪だと決めつけず、みんなが楽しみながら選ぶ基準となればと願っています。

参加概要と詳細


この「服の交換会」は、2025年11月1日と2日の2日間、マリンピア神戸の西側オープンスペースで行われます。参加方法は、交換希望の衣類1点を持参し、会場内で自由に交換する形式。交換にかかる費用は550円(税込み)です。活動を通じて学びと楽しさを結びつけ、地域のコミュニティを活性化します。

知識から行動へ


「服の交換会」の事業責任者である石田晴也さんは、「この企画は、次世代に重要な気づきを与えることが目的です。ファッションを通じて社会問題を身近に感じることが、持続可能な未来への一歩につながる」と述べています。新しい学びの場として、ファッションとSDGsがより密接に結びつく好例と言えるでしょう。

サステナブルな未来を共に


このイベントは、高校生が主体となり地域の人々と共にSDGsを体験する機会です。ファッションの楽しさを知りながら、環境への影響を考慮する。そんな新しい形の学びが、未来の持続可能な社会を築く力となります。ぜひ、自分の好きな服を楽しみながら、地球に優しい選択をしていきたいですね。

詳しい情報は、公式インスタグラムで随時発信されているのでチェックしてみてください!

服の交換会 公式インスタグラム


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