能登の発酵文化再生
2025-02-13 11:01:51

能登の発酵文化を未来へつなぐ!高澤醸造のみそ蔵再建への挑戦

能登の発酵文化を未来へつなぐ!



能登半島に位置する高澤醸造の魅力を再発見するチャンスが訪れました。長い歴史を持つこのみそ蔵は、昨年に発生した能登半島地震で大きな被害を受けてしまいました。大規模な半壊認定を受けた高澤醸造では、現在再建を目指してクラウドファンディングを行っています。

高澤醸造の歴史


高澤醸造は明治時代から続く伝統的な醸造所で、地域の農家が持ち寄った米や豆を使用し、長年にわたって能登の発酵文化を支えてきました。独自の味噌やかぶら寿し、甘酒、どぶろくなどの地域特産品を生み出し、顧客に提供してきた高澤醸造。

震災による影響


2022年の能登半島地震によって、みそ蔵の内部は植物が繁茂し、クモの巣が張り巡らされるという惨状に直面しました。今や再建どころか、解体すら進んでおらず、地域の発酵文化を次世代に繋ぐために懸命に立ち上がる必要があります。

現在の取り組み


三代目の社長である高澤理八氏は、「こればっかりは仕方ない」と悲痛な思いを吐露しますが、幸いにも伝統的な「蔵付きの酵母」は健在です。そのため、工房は部分的に使用可能で、味噌や甘酒などは限られた量ながらも生産が続けられています。

クラウドファンディングの実施


このような状況を打開するために、高澤醸造は2023年3月31日までクラウドファンディングを実施。目標額は500万円で、全額が被災したみそ蔵の修繕や再建の資金として使用される予定です。リターンとして能登の特産物や名産の味噌、かぶら寿し、どぶろくの他、多数の品々が用意されています。

健康的な発酵文化を守る使命


私たちの文化に根付いた発酵食品は、地域の人々だけでなく、日本全体にとっても大切なものです。能登地方では、正月などの行事において、家庭で楽しむかぶら寿しやどぶろくが振る舞われるという伝統があります。これを守るためには、多くの人々の力が必要です。

参加方法


興味のある方は、下記のリンクからクラウドファンディングのプロジェクトページにアクセスし、支援の検討をお願いします。少額からの支援でも、能登の未来に繋がる大きな力となります。

👉 クラウドファンディングはこちら

高澤醸造は「能登の人々や歴史と共に歩んできた伝統の発酵文化を未来へ、全国へ」との思いを胸に、復興へ向けて前進しています。皆様の温かいご支援をお待ちしています。


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