マックスマーラ 2026年リゾートコレクションの幕開け
2023年6月17日、イタリア郊外の壮麗なカゼルタ宮殿で開催されたマックスマーラの2026年リゾートコレクションは、ローラやシャロン・ストーン、グウィネス・パルトロー、ジョーイ・キングなど多くの豪華ゲストが集まり、華やかなスタートを切りました。
カゼルタ宮殿は18世紀に建造されたバロック建築の傑作で、イタリアのヴェルサイユとも称されています。芸術と文化が交差するこの場所で、マックスマーラは過去の栄光を再考しながら、未来への一歩を踏み出す姿勢を示しています。南イタリアの情熱は、ブランドの原点に根ざし、進化を遂げてきた女性たちの象徴ともなっているのです。
歴史を紐解くコレクションの魅力
1951年の創業以来、マックスマーラはルース・オーキンによる映画『アメリカン・ガール・イン・イタリー』の中で誇り高く自信に満ちた女性たちの姿を映し出しました。そのビジョンは時を越え、75年の時を経てもなお、新しい女性像として息づいています。
マックスマーラの今季コレクションでは、1950年代のイタリア映画を思わせる情熱的で力強い美しさがテーマとなっています。大胆なショートパンツやロザンジュ型ポケットスカート、ストラップレスドレスなど、官能的でありながら気品を大切にしたアイテムが揃いました。このコレクションは、現代女性の自由でありながら強さも宿している姿を鮮やかに描き出しています。
未来への問いかけ
「時代が変わっても、女性の美しさと強さとは何か」—この問いに対する答えを、マックスマーラはカゼルタ宮殿という特別な舞台で示しました。ファッションが持つ力を信じ、未来志向のコレクションが誕生したのです。
ウェルカムディナーの開催
リゾートコレクション前夜には、美しいナポリの海を一望できるレストラン「La Bersagliera」にてウェルカムディナーが催され、ゲストたちは共にこの特別な瞬間を祝い合いました。優雅な食事とともに、シャロン・ストーン、グウィネス・パルトロー、レティシア・カスタ、ジョーイ・キングなどの著名人が集まり、ファッション業界の未来に思いを馳せるひとときが行われました。
このマックスマーラのコレクションは、ただのファッションイベントではなく、女性の美と強さを再確認できる特別な機会であったと言えるでしょう。彼女たちの存在とその魅力が、今後のファッション界にもさらなる影響を与えていくことは間違いありません。