自動血圧モニタリング機能搭載の『HUAWEI WATCH D2』
ファーウェイ・ジャパンが新たに発表したスマートウォッチ『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』は、健康管理を一段と進化させる製品です。2024年1月には、前モデル『HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計』も話題になっていますが、今回の新モデルでは特に血圧測定機能の強化が注目されています。12月6日には製品説明会が行われ、岡山大学の神田秀幸教授やアーキテクトグランドデザインの豊崎禎久氏が登壇しました。
新しい『HUAWEI WATCH D2』の特徴
このデバイスは、管理医療機器としての認証を取得した血圧計を内蔵しています。これにより、ユーザーは自分の血圧をいつでも簡単に測定可能です。特に、新たに備わった『自動血圧モニタリング機能』では、1日を通じた血圧の傾向を把握できるようになりました。これにより、健康状態の把握がより身近に感じられるでしょう。
また、血圧測定の精度も前モデルと比べて10%向上しており、より正確なデータが取得できます。この進化は、日常生活の中で健康管理をサポートする大きな要素となることでしょう。
血圧管理の重要性
イベントでは、神田教授が「血圧モニタリングは壮年期から重要」と強調しました。特に、ストレス社会においては「仮面高血圧」という無症状の高血圧があるため、定期的なモニタリングが必要とされています。このウェアラブルデバイスを使うことで、自宅にいながら簡単に血圧を測定できるのは重要なポイントと言えます。
神田教授はまた、血圧と認知症の関係にも言及し、若いうちからの測定によって自身の血圧の変動パターンを知ることで、健康を維持する手助けになると説明しました。さらに、eスポーツ中の血圧変動についての研究結果も披露され、勝利したチームの選手の血圧が上昇し、その後すぐに回復することが明らかになりました。
スマートウォッチで健康管理をもっと手軽に
ディスプレイは前モデルから1.82インチと大きくなり、操作しやすさも向上。また、全体の重量も軽減されているため、より快適に使用できるスタイルとなっています。デバイスを日常生活に取り入れることで、健康管理を習慣化することが可能です。
最後に、モニタリングの重要性を強く訴えた神田教授は、すでに高血圧と診断されていない人でも、血圧測定を始めることを推奨しています。この新しいスマートウォッチが、皆さんの健康生活に大きく貢献することを願っています。
注意: 本製品は医療機器としての利用が必要とされるため、適切な使用法を守ることが大切です。