今江大地が魅せる！抱腹絶倒のコメディ舞台『CASH ON DELIVERY』プレビュー公演。

扱う笑いと勘違いの連鎖、今江大地が主演する舞台『CASH ON DELIVERY』

イギリスの名作コメディ『CASH ON DELIVERY』が、今江大地の主演で日本に上陸。ウソと誤解が紡ぐ爽快なストーリーは、見る者の笑いを誘います。この舞台は、これまで世界各国で上演され、愛されてきた作品です。

キャスト陣の魅力

今江大地が演じるエリックは、人の善さと彼の秘めた秘密のギャップが絶妙です。彼がストーリーの中心になり、周囲の人々を巻き込みながら嘘を重ねていく様子は、まさにコミカル。そのエリックに振り回されるノーマンを演じる松本幸大は、彼の苦労をチャーミングに表現。妻リンダ役の古畑奈和は、その戸惑いや怒りを丁寧に演じます。

稽古場では、キャスト全員が各自のキャラクターに命を吹き込むべく、セリフのタイミングや動き、表情を徹底的に確認。演出の林明寛が時には自ら演じる姿勢が印象的で、キャラクター同士の心情や関係性をしっかり明確に伝えられるよう工夫されています。毎回の稽古で生まれる新たなスリルと緊張感が、演者たちのワクワク感を高めています。

初日を前にした期待感

公演が近づくにつれ、キャストたちは手応えを感じている様子。「エリックという役を演じることで物語を動かす責任があるが、その分やりがいも感じている」と語る今江の表情は、期待に満ちています。松本は、「5日間の稽古で通しを行えたことは大きな一歩」とし、作品への確信を見せました。古畑の言葉も印象的で、観客がどの部分で笑い、どこで楽しむかということを常に考えていると語っています。

一方、他のキャストも自分の役をしっかり生きようと意気込みを見せ、「どの瞬間も観客と共に感情移入できれば」と話す佐藤の姿勢は、見逃せません。清水は、これまでの経験から感じる期待値の高さを口にし、舞台のクオリティに自信を持っています。演出担当の林は、全キャストが素晴らしいモチベーションで集まったことを喜びつつ、見たことのない『CASH ON DELIVERY』に仕上げるため、細部までこだわりを持っています。