浦和で実現した農福連携ポテトチップス
埼玉県のさいたま市に位置する「ぱる★てらす」で、6月27日から新たな取り組みとして「農福連携ポテトチップス」の販売がスタートします。この商品は、NPO法人うりんこくらぶ、有限会社菊水堂、そして生活協同組合パルシステム埼玉の3者が連携して製造したもので、毎年大人気を誇っています。
取り組みの背景
近年、農業と福祉が結びつく「農福連携」という考え方が注目されています。うりんこくらぶは、障害のある方でもない方でも、一緒に活動することで、それぞれの個性を生かし合うことを目的としています。また、農業体験を通じて地域のともに支え合う仕組みを強化しているのです。
開催される農業体験会は「タネから始まるプロジェクト」として知られており、農業の現場で、障害者の方々が主体的に活動できる場を提供しています。さらに、パルシステム埼玉の助成金制度も活用することで、スムーズな運営が可能となっています。
ポテトチップスの魅力
販売されるポテトチップスは、うりんこくらぶが収穫した新鮮なじゃがいもに、シンプルな油と塩のみで仕上げたもの。こだわりの素材を活かした、自然な味わいが特徴です。この製品は毎年完売する大人気商品で、今年は限定200袋のみの販売となります。
販売の詳細
このユニークなポテトチップスは、「キクスイドーのポテトチップス60g」と名付けられ、2025年6月27日(金)から「ぱる★てらす」にて販売開始されます。販売時間は月曜日から金曜日の9時から17時で、商品が無くなり次第終了となります。価格は1袋200円(税込)で、JR浦和駅から徒歩わずか3分の場所に位置しています。
みんなで支え合う地域づくり
生活協同組合パルシステム埼玉は、地域社会の構築に向けて、引き続き多様な団体との連携を目指しています。障害がある方もない方も共に支え合い、地域全体で協力し合う社会を実現するための取り組みは、今後も続けられていく予定です。
2025年に向けて
2025年は国際協同組合年とされ、多くの人々が協同の力を再認識する年になります。この機会に、農福連携の重要性や、地域での協力の在り方を改めて考える良いチャンスとなるでしょう。みんなで手に取るポテトチップスの背後には、様々な人々の思いが込められています。
これからも、浦和の「ぱる★てらす」での素敵な活動に注目し、地域の発展を応援していきましょう。