2025年春夏のリアルトレンド特集
異常気象が続く中、2025年春夏シーズンに向けたメンズファッションのトレンドが注目を集めています。今号の『WWDJAPAN』では、独自に調査した全32のブランドのスタイル提案をもとに、清涼感のあるコーディネートの工夫やおすすめアイテムを紹介します。
近年、特に今年の夏は観測史上最も暑い夏と言われています。これに伴い、ファッション業界も猛暑を意識した新しいスタイルを打ち出す必要があります。清涼感を重視したスタイリングが求められる中、人気スタイリスト井田正明氏に猛暑対策として3つのスタイルを提案してもらいました。
スタイリスト井田正明氏の3つのスタイル
1.
軽やかなリネン素材のシャツ - 通気性が良く、夏でも快適に着用できるアイテムです。明るい色合いを選ぶことで、爽やかさを演出します。
2.
ショートパンツと薄手のジャケットの組み合わせ - 上半身に軽やかさを持たせつつ、下半身は適度な露出で清涼感をアップ。
3.
機能性を持ったスポーツウェア - 吸汗速乾性に優れた素材を使用し、アクティブなシーンでも快適さを保てます。
井田氏は、これらのスタイルを通して、適度なアクセントを加えることで、シンプルなアイテムを活かすスタイリングの重要性を説いています。さらに、井田氏とともにスタイリストの池田尚輝氏、内山晴輝氏の3人に選んでもらったベストブランドも紹介します。
ベストブランドの発表
全員が揃って選んだブランドは、意外にも特定の名前に。新しい視点でメンズファッションを牽引するこのブランドは、 積極的に環境配慮にも取り組んでいます。さらにその独自のスタイルやデザインについても言及しました。
ニュースページの注目ポイント
今号は、ニュース項目も豊富です。スイスのアウトドアブランド「マムート」が日本での成功の理由を福田太一社長にインタビュー。売上高が4年間で倍増したことの背景を探ります。そして、「最強の昆虫糸」を巡る新たな展開も取り上げられています。
また、著名デザイナーであるジョン・ガリアーノが退任した「メゾン マルジェラ」の影響についても取り上げられており、クリエイティブな貢献やその評価について、WWDの貴重な取材を元に再評価していきます。
編集後記
最後に、メンズブランドは猛暑で求められる新たなスタイリングアイディアにどう対応していくのか、私たちもこれからのトレンドを期待しつつ、その動向を注視していければと思います。2025年のメンズファッション市場を牽引する動きは一体どうなっていくのか、これからも目が離せません。