新たなスタートを切る『Shoplist』
ファッション通販サイトとして知られる『Shoplist』が、2025年7月に迎える13周年に向けて大規模なブランド刷新を行います。この度、元eBay Japanの専務執行役員として実績を持つキム・ヤンス氏が新たに代表取締役社長に就任し、同社のビジョンを進化させることが発表されました。彼の豊富な経験と韓国のビューティーブランドの導入実績は、今後の『Shoplist』の事業発展に大いに寄与することでしょう。
新体制の設立
SHOPLIST株式会社は、2025年1月17日付で株式会社Mediquitousによる株式譲渡が完了し、これに伴い新たな経営方針を打ち出しました。キム・ヤンス氏は、長年にわたりeBayなどの大手EC企業での経験を持ち、特にファッションやビューティー業界における成功事例には高い評価が寄せられています。彼は特に韓国のトレンドを日本市場に流行させた実績を持ち、その影響力は大きなものです。
新しいサービス理念
『Shoplist』では、4つの約束を掲げた新しいサービス理念を導入します。これにより、今後の運営方針がユーザーにより明確に伝わることを目指しています。具体的には、
1.
信頼 - 安全かつ信頼されるサービスの提供。
2.
新鮮さ - 常に革新的な通販体験を提供。
3.
利便性 - 使いやすさを追求した通販サイト作り。
4.
社会的責任 - 社会課題に積極的に取り組む姿勢。
この理念を基に、ブランドがいかに進化するかが注目されます。
ブランドロゴの刷新
ブランドのロゴも新しいデザインに生まれ変わります。新ロゴは、日本の伝統色「紺青(ネイビーブルー)」を基調とし、クリエイティブさや温もりを表現する温かいオレンジが組み合わさったものです。さらに、ブランド愛称「しょっぷり(Shopli)」を際立たせる工夫が施され、SNS上の認知向上にも配慮がなされています。サービス名も従来の『SHOPLIST』から『Shoplist』へと修正され、これにより新しいイメージ確立に向けての一歩を踏み出します。
今後の展望
『Shoplist』はファッションECとしての地位をさらに確固たるものにするため、グローバル化を加速させていきます。特にK-ビューティーやK-ファッションを強化し、株式会社Mediquitousが運営するファッションプラットフォーム『NUGU』とのシナジーを活かした展開が期待されています。年間取扱高を300億円以上に引き上げることが目標とされており、新体制がどのような戦略を展開していくかが注目されます。
『Shoplist』は、レディース、メンズ、キッズファッションからビューティー、ライフスタイルに至るまで多様な商品を扱い、年間流通総額は約200億円に達しています。新たな体制のもと、ユーザーにとって魅力的なプラットフォームとしての進化を期待しましょう。