南壽あさ子最新アルバム『AMULET』からホラードラマ主題歌決定！

南壽あさ子のアルバム『AMULET』がホラードラマの主題歌に！

南壽あさ子の待望の4thアルバム『AMULET』収録曲「オン・ザ・スクリーン」が、新たに立ち上げられたホラー制作集団「よろずず」の縦型ホラーショートドラマ『闇に光』の主題歌に選ばれました。ドラマは、佐野史郎さんと大沢健さんがダブル主演し、独特の緊張感が漂う作品です。

新しいホラー表現「アブジェクトホラー」とは？

「よろずず」が提唱するジャンル「アブジェクトホラー」では、日常生活に潜む微妙な違和感や、不気味さが静かに増幅されていく様子を描いています。直接的な恐怖を表現するのではなく、観る者がじわじわと怖さを感じ取る、新しいホラー体験が期待されます。

主題歌「オン・ザ・スクリーン」の魅力

「オン・ザ・スクリーン」は、現実と虚構、記憶と感情の境界を曖昧にする独特な楽曲です。静けさを失うことなく、その中で強い感触が残るような音楽が、多くのリスナーを魅了しています。この曲が描く「日常と異界の狭間」というテーマは、アブジェクトホラーの世界観と重なり合い、観る者に気づきをもたらすことでしょう。

南壽あさ子は、「この楽曲は現実と心の境界に立ち現れる感覚を音にしたもの。『アブジェクトホラー』の世界観との自然な出会いを感じています」とコメントしています。アブジェクトホラーの掘り下げた世界に、彼女の音楽がどのように寄与するか、非常に楽しみですね。

アルバム『AMULET』のコンセプト

『AMULET』は、約6年ぶりとなる南壽あさ子のフルアルバムです。「心にそっと寄り添うおまもり」をテーマにし、音楽、視覚、言葉の三位一体で作り上げられています。ジャケットアートは、人気絵本作家の酒井駒子氏が描き下ろしており、12名の女性イラストレーターによる歌詞集『She Saw Scene』も話題を集めています。歌詞集は、各楽曲にインスパイアされたイラストと共に楽しめる内容です。

ドラマ『闇に光』の展開について

ドラマ『闇に光』は、YouTubeやTikTok、InstagramなどのSNSを通じて展開される予定です。これを皮切りに「よろずず」は、映像、音楽、デザインを横断する新たなコンテンツを生み出していく予定です。音楽とホラー、癒しと不穏、相反する要素が交わることで、新しい感情体験を提供してくれることでしょう。

いま、南壽あさ子の音楽が生み出す不穏な美しさと、ホラー表現がどのように交わるのか、一緒に見届けましょう！