日本の美、着物とヘアのファッションショー
2025年のEXPO2025大阪・関西万博が、世界的な注目を集める中、日本の伝統的な美を感じさせる「着物とヘア&ファッションの世界」が、万博内のフェスティバル・ステーションで開催されました。本イベントは、まるやま・京彩グループが特別協賛しており、日本独自の文化を体現した二部構成のショーに約1,000名の観客が詰めかけました。
着物の輝きとその歴史
着物は、日本の長い歴史の中で受け継がれてきた文化の象徴です。このファッションショーでは、平安時代から現代に至るまでの和装の美しさを披露しました。第一部では、歴史を感じさせる衣装とともに、日本の美意識や文化がいかに受け継がれてきたかが語られました。
時代を超えた衣装の数々
1.
平安時代: 華やかな貴族文化を反映した「十二単衣」と「袿袴」。これらは、当時の女性の正装であり、時代の変遷とともに形を変えていきました。
2.
鎌倉・安土時代: 武家の女性たちが着こなす「打掛・着物・細帯」。戦国時代のスタイルが見事に表現されています。
3.
江戸時代: 将軍家のお姫様たちが纏った衣装は、その優雅さや壮麗さを感じさせ、当時の文化と美意識を再現。
4.
大正時代: 西洋文化の影響を受けた装いで、現代のレトロモダンとも言えるスタイルが融和しているのが特徴です。モデルはブーツを履き、ハイカラな魅力を放っていました。
多彩な協賛衣装の魅力
まるやま・京彩グループは、所有する時代衣装をこの魅力あるイベントに提供し、観客はその美しさに感嘆の声を上げていました。特に、平安時代から江戸時代までの衣装は、実際に大河ドラマでも使用されていたとのこと。観客たちは、衣装の背後にある歴史や物語に思いを巡らせながら、着物の美しさに魅了されていました。
美の継承と未来へ
このファッションショーは、ただの衣装展示ではなく、過去から未来への美の継承をテーマにしたものです。大阪府美容生活衛生同業組合の理事長の挨拶では、まるやま・京彩グループの貢献が高く評価され、感謝の言葉が送られました。まさに日本文化を世界に発信するための重要なイベントです。
まるやま・京彩グループは、着物文化の保存と継承に努め、時代衣装を一般財団法人セイコきもの文化財団から受け継いでいます。これにより、日本の着物文化は未来へと繋がれてゆくのです。
終わりに
EXPO2025は、日本の伝統と文化、そして美意識を世界に示す素晴らしい舞台です。まるやま・京彩グループのような企業が参加することで、日本の美はさらに輝きを増しています。このようなイベントを通じて、私たち一人ひとりが日本の伝統文化を大切にし、未来に繋げていくことが求められます。