30代の女性必見！冷え性対策の新習慣「肘カイロ」で血流改善

冷え性の実態と新しい対策法

気温が下がると、冷えに悩む女性が増加します。この冬、特に30代の女性が冷えを強く感じているという調査結果が示されました。理学療法士の山内義弘氏が運営するYouTubeチャンネル『腰痛・肩こり駆け込み寺』によると、全国の20歳から70歳未満の女性500人に尋ねたところ、なんとその約2/3が冷え性を自覚しているというデータが出たのです。

冷え性のピーク世代は30代

調査によれば、冷えを自覚している女性たちの中で最も多かったのが30代。具体的には、41%が冷えを強く感じていると回答しました。この年齢層の女性は、血行不良や基礎代謝の低下、自律神経の乱れなど、冷えを引き起こすさまざまな要因が重なりやすくなっています。

冷え性で特に多いタイプは、手足や指先が冷たくなる「四肢末端型」。30代女性の70.3%がこのタイプに該当し、年代を問わず、多くの女性が悩んでいる症状です。さらに冷えを引き起こす原因としても、ストレスや疲労が影響していることも考えられます。

身近な冷え対策の実態

アンケートでは、多くの女性が冷え対策として「温かい飲み物」や「湯船に浸かる」などの方法を実施している一方、運動やストレッチによるアクティブな改善には手が回らない実態が浮かび上がりました。特に若い世代では「冷えを自覚しているが何も対策をしていない」という声も多く、受け身な冷え対策が主流でした。

新しい冷え対策「肘カイロ」とは

そこで、山内義弘氏が提唱する新しい冷え対策「肘カイロ」の出番です。肘の外側にカイロを貼ることで血液の流れを改善し、毛細血管が活性化することが期待されています。特に肘の外側は筋肉が薄く、骨に触れやすいため、温かさが効果的に伝わります。また、上腕部に絆創膏を貼ることで筋肉の緊張を緩め、血流や神経伝達をスムーズにすることができるのです。

肘カイロの実践ポイント

1. 絆創膏の貼付: 上腕二頭筋に沿って軽く曲げた状態で絆創膏を2枚貼ります。
2. カイロの貼付: 肘の外側の骨の部分に、衣服の上からカイロを貼ります。低温やけどに注意してください。
3. 継続的な使用: 1日6〜8時間、約8週間継続することで毛細血管の再開通が期待できるとのこと。