松尾スズキの戯曲「ない」が京都芸術大学で上演!
今年の2月23日と24日、京都芸術大学の劇場で特別なプログラムとして、著名な劇作家・演出家の松尾スズキによる戯曲「ない」が上演されます。このプロジェクトは、松尾スズキ先生と京都芸術大学の学生たちが作り上げた舞台芸術の一環で、学生たちの熱演が楽しめる貴重な機会です。
松尾スズキとは?
松尾スズキ氏は、1962年に福岡県で生まれ、多数の作品で作・演出・出演を手がけています。1988年に「大人計画」を設立し、彼の独特な感性と視点から生まれる作品は、国内外で数々の賞を受賞しました。その中には、戯曲賞や映画の脚本賞、さらには芥川賞候補作も含まれ、文壇でもその名を轟かせています。最近では2023年に京都芸術大学の舞台芸術研究センター教授に就任し、次世代のアーティストたちを育成する役割を担っています。
リアルワークプロジェクトについて
このプロジェクトは、松尾スズキ教授の指導のもと、京都芸術大学の全学科から選ばれた学生たちが参加しています。最終的には松尾スズキの書き下ろし短編戯曲9本が上演される予定で、各作品は異なる形式での演出が施されます。具体的には、朗読や一人芝居、三人芝居、そして集団朗読劇といったバリエーションがあり、多様な演技が繰り広げられます。このように、学生たちはさまざまな演出手法を通じて自身の表現力を磨くチャンスを得ています。
上演予定作品
- - 『ない』 朗読バージョン
- - 『ない』 一人芝居バージョン
- - 『ない』 橋の上バージョン
- - 『ない』 三人芝居
- - 『大凶』
- - 『死ぬなとは言ってない』
- - 『人間爆弾』
- - 集団朗読劇『許されない男』
- - 『また来ます』
参加する学生たち
出演メンバーは、浅井心優さん、伊藤風薫さん、岩崎野花さんなど、才能あふれる若手アーティストたちが揃います。彼らの情熱とチームワークから生まれる舞台を、ぜひ体感してください。
公演情報
- - 日程: 2025年2月23日(日)・2月24日(月・祝)
- - 開演時間: 14:00(受付開始13:00、開場13:30)
- - 会場: 京都芸術劇場 studio21(京都芸術大学内)
特に注目すべきは、京都市民及び市内の学生は無料で観劇できる点です。一般の方も、友の会、予約、当日券いずれも500円で楽しむことができます。チケットは現金のみで購入可能なので、早めの予約をおすすめします。
チケット予約
チケットの予約は、京都芸術劇場の公式ホームページで行えます。2025年1月13日から予約が開始されるので、お見逃しなく!
まとめ
松尾スズキ氏の新作公演「ない」は、学生たちが中心となり、彼の独創的な世界を届ける貴重な機会です。この公演を通じて、若き才能たちの躍進を応援しましょう。皆さんもぜひ劇場でその瞬間を体験し、舞台芸術の奥深さに触れてみてください。詳細は、
京都芸術劇場公式サイトをご覧ください。