MOVE FES. 2026
2025-12-04 12:36:25

音楽とテクノロジーの融合、MOVE FES. 2026が10周年を迎える

音楽とテクノロジーが織りなす特別な一日、MOVE FES. 2026



一般社団法人WITH ALSの主催による音楽フェス、「MOVE FES. 2026」が、2026年6月20日に東京都のEXシアター六本木で開催されることが決定しました。2016年から始まったこのイベントは、今年で10周年を迎え、これまで多くの人々に支えられてきました。今回は「THANKS × RESPECT. 感謝と尊敬の10年。」をテーマに、これまでの道のりを振り返り、新たな挑戦を行います。

音楽とテクノロジーの融合



「MOVE FES.」は、 ALS(筋萎縮性側索硬化症)を啓発するための音楽フェスです。武藤将胤氏が企画・演出を手がけ、音楽とテクノロジーを融合させることで、新しい表現の可能性を探求しています。これまでにも、EYE VDJやファッションショー、ロボット、脳波、筋電信号など、さまざまな技術を取り入れたパフォーマンスを行ってきました。今回のフェスでは、NTTと共同研究開発した最新のクロスリンガル音声合成技術を使い、武藤氏自身の10年前の肉声を再現します。これにより、彼が失った声と再び対話することが可能になるという新たな試みです。

BORDERLESS LIVEでの体験



MOVE FES. 2026は「BORDERLESS LIVE」をテーマに、現地会場に参加できない方も楽しめるようオンライン配信やメタバースを通じた参加が可能です。DJパフォーマンスを視線で操るEYE VDJ MASAの演奏や、賛同アーティストたちのライブステージ、様々なテクノロジーを用いたアートプログラムが展開されます。また、筋電信号を利用したドローンゲームを通じて、身体の動きが制限されている方でも楽しむことができる新たなeスポーツ体験が提供されます。

10年間の感謝と尊敬を合言葉に



今回のフェスでは、これまでの10年間の活動を振り返る「ALS TALK SHOW」が開催され、テクノロジーや医療の最前線で挑戦を続ける専門家たちが集います。分身ロボット開発者や脳波とロボットアームの研究者、ALS治療薬の開発を推進するせりか基金の代表など、多彩なゲストが登壇し、知見を共有します。

クラウドファンディングに参加しよう



さらに、MOVE FES. 2026に向けたクラウドファンディングが開始されました。目標金額500万円を設定し、集まった資金はイベントの開催やテクノロジー開発に使用されます。支援者には来場チケットや限定Tシャツなどのリターンが用意されているので、ぜひご参加ください。

武藤将胤のメッセージ



武藤氏は、このイベントを通じて、ALSの現状を多くの人に知ってもらい、治療方法の確立に向けた未来へ向けた歩みを続けることを強く願っています。困難な状況の中でも、テクノロジーとクリエイティブを融合させ、新たな希望を届けていくことが彼の信念です。

この特別な音楽フェスで、皆さんもぜひ体験し、参加してみませんか。この機会にALSの理解を深め、未来に向けた一歩を踏み出しましょう。詳細は公式サイト及びクラウドファンディングページをご覧ください。


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