スター精機の新技術がFOOMA JAPAN 2025に登場
日本を代表する産業用ロボットメーカー、株式会社スター精機が、2025年6月に東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」に出展します。この展示会は食品製造業における最新技術と製品を一堂に集めた大規模なイベントで、スター精機の革新的なロボットパレタイザーが注目を集めることでしょう。
ロボットパレタイザーの魅力
スター精機が展示するロボットパレタイザーは、食品製造現場での積み付け作業を自動化します。特に、低全高タイプのPXT-1235AとマルチストロークタイプのPXW-1420の二機種が連携し、3Dビジョンカメラを用いたティーチングレスのデパレタイズからパレタイズまでを実演します。これにより、人手では考えられないスピードと精度での工場の効率化が期待されます。
従来、重たい段ボール箱の積み付け作業は人体に負担がかかるものでしたが、ロボットパレタイザーを使用することで、その負担を軽減し、より効率的な作業環境を実現します。特に食品業界や医薬品、飲料業界においては、自動化技術が進む中で、スター精機のロボットがどう役立つかが注目されます。
展示会の詳細
- - 展示会名: FOOMA JAPAN 2025
- - 会場: 東京ビッグサイト東1~8ホール
- - 日時: 6月10日(火)~6月13日(金)10:00~17:00
- - スター精機小間: NO.6G-80 東6ホール
展示会では、ロボットパレタイザーの他にも、グループ会社の株式会社ステルテックと共同出展し、材料誤投入防止システムも紹介予定です。このように、多方面から業界のトレンドを引き上げる提案を行っています。
パレタイザーのシリーズ
PXTシリーズ
PXTシリーズ(PXT-1220A/1220+/1235A)は、設置スペースが限られる現場にも対応可能です。特にPXT-1235Aは、低全高設計でありながら性能は高く、処理能力は10箱/minです。移動が簡単なキャスター付きで、効率的な現場配置が可能です。
- - 全高: 2,276mm
- - 全幅: 2,420mm
- - 奥行: 1,995mm
- - 可搬重量: 35kg
PXWシリーズ
PXWシリーズ(PXW-1420)は、省スペースなレイアウトが叶うため、限られた作業エリアでも効果的です。多関節ロボットと比較して初期コストが低く設定でき、導入が容易。これもまた、産業用ロボットの導入拡大の鍵を握ることでしょう。
- - 全高: 3,486mm
- - 全幅: 4,748mm
- - 奥行: 2,390mm
- - 可搬重量: 20kg
ソフトウェアの魅力
また、パレタイザーに作業動作を教える「パレタイザーエディター」というソフトウェアも紹介します。このソフトはオフラインで設定データを簡単に作成でき、ラインの立ち上げ準備と並行して作業が進められます。これにより、新規ラインや製品変更時においても、稼働を止めることなく運用が可能です。
企業情報
株式会社スター精機は、1964年に設立され、愛知県に本社を構えています。国際的にも14カ国で事業を展開し、工場は4か所にあります。業務は産業用ロボットの開発設計・製造・販売を中心に、様々な分野での技術革新を追求しています。
公式サイトには、さらなる製品情報が掲載されているので、興味のある方はぜひご覧ください。