NEXTAGEが受賞！日本の伝統食文化を守る新たな取り組みとは

NEXTAGEが日本の食文化を守る取り組み

株式会社NEXTAGEは、持続可能なわさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャーです。このたび、2025年4月11日に開催された『Food Tech Venture Day NEO Vol.2』において、【TOKYO FOOD INSTITUTE賞】を受賞しました。この賞は、NEXTAGEが目指す日本食文化の保全と未来への挑戦を象徴するものです。

FOOD TECH VENTURE DAYとは？

今回の賞を受けたイベントは、株式会社UnlocXとリバネスが主催するフードテックイベントで、革新的なアイデアを持った企業が集結する場となっています。約70名が参加し、各企業が自社の製品や技術を発表し、交流を深める貴重な機会となりました。参加した企業11社からは、対話形式で新たな食の未来を創り出すための意欲が感じられました。

NEXTAGEの取り組みの評価点

NEXTAGEは【TOKYO FOOD INSTITUTE賞】を受賞した際、以下のポイントが高く評価されました：

1. 日本食文化の保全: わさびという日本固有の植物の栽培を普及させる課題に取り組み、食文化を守る。
2. 気候変動対応: 従来の露地栽培が難しい状況で、安定した収穫を可能にする技術。
3. 地域経済への貢献: 地元の飲食店との連携を通じて、地域の活性化に寄与。
4. グローバル展開の可能性: わさびの栽培を世界中で可能にし、和食を広める。
5. 技術力の高さ: 成長期間を短縮する技術を実用化し、経済的メリットを提供。
6. 今後の成長性: さらなる技術開発の可能性が期待されています。

NEXTAGE社長のメッセージ

代表取締役の中村拓也氏は、この受賞について、「私たちの取り組みは、日本の誇る味を未来につなげることです」と語ります。わさびの生産量は過去15年間で大幅に減少しており、特に真妻種は極めて希少です。このため、NEXTAGEでは植物工場型の栽培モデルを開発し、「誰でも、どこでも、いつでも」本物のわさびを育てる仕組みを整えています。