サステナブルな未来へ向けたビジネスの可能性を探るシンポジウム開催

環境課題をビジネスチャンスに変えるシンポジウムが開催

2025年3月14日（金）、関東学院大学横浜・関内キャンパスにて、産学官共同シンポジウム「環境課題をビジネスチャンスに～カーボンニュートラルが拓く新規ビジネスの可能性～」が開催されます。このイベントでは、スリーハイの代表取締役、男澤誠氏がパネリストとして登壇し、中小企業が直面する環境課題を解決するための具体的な取り組みを共有します。

本シンポジウムの目的

昨今、我々は大規模な気候変動の影響を強く感じています。この状況を受けて、企業にはサステナブルな地球環境を意識した経営が求められています。本シンポジウムは、環境問題を新たなビジネスチャンスとして捉え、様々な分野の専門家たちが集まって具体的な解決策を探る場です。関係者には、経済産業省、関東学院大学、そしてスリーハイが参加し、それぞれの視点からの意見が交わされます。

男澤氏の役割とスリーハイの取り組み

スリーハイは、主に産業用ヒーターの製造・販売を手がけており、約7000社の「熱の困りごと」を解決してきた実績があります。男澤氏は、その中でも特にカーボンニュートラルに注力しており、ヒーターを提供するだけでなく、エネルギー消費の削減や廃棄物のリサイクルを提案しています。シンポジウムでは、具体的にどのように中小企業がカーボンニュートラルに取り組むことができるのか、事例を交えて紹介します。

具体的な事例から学ぶ

スリーハイの取り組みの一環として、以下のような成功事例が挙げられます。

1. 保温カバーの活用による電力削減
スリーハイは、保温カバーの提案により、顧客の電力使用量を約60%削減することに成功しました。これは、産業用ヒーターとの組み合わせによって、断熱効率を高める効果を実現したものです。

2. プラスチック製使用済ボビンの再利用
これまで捨てられていたプラスチック製のボビンを再利用する取り組みを始めました。取引先との協力により、廃棄物を減らし、コスト削減も実現しています。

3. アニュアルレポート「OMOU」の発行
スリーハイは、「ステークホルダー経営」を掲げて、非財務情報を開示する「OMOU」を発行しています。透明性を高めることで、顧客や関係者との信頼関係を深める努力をしています。