お米の風味が詰まった「お米のキャラメル」の魅力
江崎グリコ株式会社は、地球環境を考えた新しいお菓子「お米のキャラメル」を開発しました。この商品は、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン『EARTH MART』の協賛を通じて登場します。ここでは、お米の持つ優しい味わいと、地球の未来への願いを一粒に込めています。
お米のキャラメルの誕生背景
「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を存在意義に掲げているグリコグループは、食を通じて健康で質の高い生活を提案してきました。今回の『EARTH MART』への協賛では、「食を通じていのちを考える」というテーマのもと、日本の伝統的な食文化を未来へとつなげる新たなお菓子を創出することが目的です。特に「米」という素材に注目し、日本人にとって身近な味を活かした製品開発が行われました。
お米のキャラメルについて
1. シンプルな素材選び
「お米のキャラメル」は、米由来の素材を中心に構成されています。具体的には、米飴、米粉、米たんぱく、米油に加えて、砂糖のみを使用しています。このシンプルな原材料により、米の自然な風味が引き立てられています。創業以来の製造技術を活かして、乳由来の素材や添加物を使わず、よりピュアなおいしさを追求しています。
2. お米の特長を活かした味
このキャラメルは、素朴でありながら口の中で豊かな味わいを広げる設計です。米の風味を感じながら、やさしい甘みと食感を楽しむことができます。米飴は日本の伝統的な甘味料で、その独特のコクを生む元となり、米粉はほのかな風味を加えます。更には、米たんぱくがキャラメルの形を保ちつつ芳香を与え、米油が滑らかな食感を生み出します。
提供される場とその意義
この「お米のキャラメル」は、2025年5月末から大阪・関西万博の『EARTH MART』内で無料で配布されます。この施設は、食といのちの循環をテーマにした新しい体験を提供し、訪れる人々に未来を感じさせる場所となることを目指しています。食文化やテクノロジー、社会課題に触れることができる体験が溢れており、新しい食との向き合い方が探求されています。
小山薫堂氏のメッセージ
本プロジェクトのテーマ事業プロデューサーである小山薫堂氏は、「お米のキャラメル」について、自然に対する思いや愛情が込められた商品であると述べています。一粒の中にキャラメルの背景やストーリーを感じながら、幸せなひとときを過ごしてほしいという願いが込められています。
Glicoグループのが持つ歴史
江崎グリコは1922年に栄養菓子「グリコ」を発表して以来、高品質な素材を使った健康を重視した製品開発に努めてきました。創業者の思いから、現在もなお「おいしさと健康」を両立させる商品を提供し続けています。今後もその伝統を受け継ぎながら、新しい挑戦を続ける姿勢が期待されます。
「お米のキャラメル」は、日本の食文化を世界とつなぐ新たな試みであり、ぜひ多くの人に楽しんでいただきたい一品です。