音楽番組『Spicy Sessions』の魅力に迫る
日本の音楽シーンで注目のMC、ゴスペラーズの黒沢薫と乃木坂46の中西アルノが共演する音楽番組『Spicy Sessions』。その収録に秘められた魅力について、音楽ライターの伊藤亜希がレポートします。番組は毎月、CS放送のTBSチャンネルで放送されており、2026年2月には特別な回が予定されています。
収録レポート
『Spicy Sessions』は放送開始から3年目に入り、黒沢と中西がMCを務める中で、常に“音楽ファースト”や“ゲストファースト”の姿勢を貫いてきました。特に、昨年10月に開催された初のライブイベント「Spicy Sessions -THE LIVE-」は、音楽への熱い想いが実を結んだ素晴らしい夜でした。番組の魅力の一つは、スタジオで生まれる音楽の過程にあります。収録される音楽は常に生きたものであり、その瞬間瞬間でのクリエイティブなやり取りが視聴者に伝わります。
MCの黒沢と中西は、2026年最初の収録で「もう一回ライブをやりたい」と意気込みを語り、会場の観客を盛り上げました。新たにリニューアルされたセットや演出にも注目が集まります。さらに、セッション曲の事前打ち合わせが施されたことで、パフォーマンスの幅が広がったようです。
その日のゲストは、Skoop On SomebodyのTAKEとゴスペラーズの村上てつや。彼らの登場は白のスーツとスニーカーで、まさにスタイリッシュ。特に新曲「LOVE SHOT (deuce)」を手に、即興セッションが繰り広げられました。村上が中西へのリクエストとして鈴木雅之と菊池桃子のデュエット曲「渋谷で5時」をセレクトし、打ち合わせも活発に行われました。ここでの会話が、彼らが音楽を愛し、真剣に向き合っていることを表しています。
MCインタビュー
そして、収録後には黒沢と中西のインタビューも実施。「渋谷で5時」の歌唱時には、村上からのリクエストで「最後に怒ってください」と言われ、中西もその遊び心に乗ったと笑顔で語ります。黒沢は「TAKEちゃんは本当にセッション強者。彼とのコンビネーションは期待以上だった」と語り、TAKEとの深い信頼関係を感じさせるコメントを残しました。
二人は「シンデレラボーイ」や「LA・LA・LA LOVE SONG」のソロ歌唱でもお互いを尊重し、楽しみながらパフォーマンスを行ったことが印象的です。中西は、自身の表現を心がけることで真の感情が引き出されたと振り返ります。これは、視聴者にも大きな感動を与える瞬間です。彼女の声の透明感やエモさは、聴く者の心に深く響きます。
番組は毎月更新され、収録毎に新たな側面が発見されるようです。リスナーやファンの期待を上回る新たなセッションが生まれ続ける『Spicy Sessions』。今後の展開に目が離せません。音楽の力を感じることのできるこの番組、ぜひ一度チェックしてみてください。