凍結技術が切り拓く食品の未来とは?terasuの挑戦
2024年の夏、私たちterasuは新たに「凍結事業部」を設立しました。その背後には、次世代の最新凍結機との出会いがありました。この出会いが、私たちが凍結業界の様々な可能性や課題について真剣に考えるきっかけとなったのです。
背景と必要性
凍結技術の重要性は、単なる食品保存の手段を超えて、流通や調理工程にまで広がっています。例えば、あるスーパーマーケットからぜひとも改善したいと頼まれた『マグロの色落ち』の問題。これは、冷凍技術を活用するだけでは解決できません。流通経路や保存環境、さらに凍結前の下準備など、さまざまな要因が絡み合っています。この全体的な視点こそが、terasuの強みです。
事業部のアプローチ
私たちは半年前から、凍結技術を業界全体の流れとして捉え、その可能性を探るためのテストアプローチを行ってきました。冷凍機の性能を単独で評価するのではなく、業界全体の流れを見渡し、新たな価値を生み出す提案をすることを目指しています。これには、食品メーカーや料理研究家、大手スーパーといった多様なパートナーとの連携が不可欠です。
具体的な活動内容
1.
凍結技術の利活用提案
カスタマイズした凍結機の特性を各業界のニーズに基づき、最適な活用法を設計します。
2.
商品開発とストーリーデザイン
消費者に向けて食品の魅力を伝えるための新たな商品開発や付加価値提案を行います。
3.
包括的な業界支援
凍結の前後に関わるすべてのプロセスを見直すことで、業界全体の効率化を目指します。
今後の展望
私たちの凍結事業部は、昨年夏からの準備を経て正式に発足しました。新たに凍結機メーカーから3名の専門家が加わり、強力なチームが形成されました。これにより、terasuの独自の視点と専門性を生かした活動が期待されます。
今後もさまざまなパートナーと連携を深めることで、食品業界全体の革新を目指します。私たちは、凍結技術に詳しくないからこそ提案できる「新しい視点」を大切にし、業界の信頼を得る存在となることを目指しています。
代表者コメント
合同会社terasuの代表、秋山楓果は次のように語ります。「凍結技術は、食材の保存にとどまらず、その価値を変える力があります。私たちは新しい提案を通じて、業界全体の発展に寄与していきます。」
お問い合わせ先
合同会社terasu
凍結事業部FROZEN 塩田(しおた)
連絡先: info@terasu-story.co.jp