オムニコードの魅力が詰まった新カラー登場
2024年、オムニコードの新モデル「OM-108」が市場に登場し、多くの方に愛されています。そして、この人気を受けて新たなリミテッドカラー「レッド」が発売されることが決まりました。世界で限定1,000台の特別なデザインで、特に楽器ファンにとっては注目のニュースです。この限定モデルは、2026年1月22日からロサンゼルスで開催される楽器ショウ「2026NAMM」でもお披露目される予定です。
OM-27へのオマージュ
新色レッドは、初代オムニコード「OM-27」に由来しています。初代モデルはアイボリー、ブラウン、そしてレッドの三色で展開され、その中でもレッドは生産数が非常に少なく、非常に希少な存在として知られていました。そのため、OM-27のレッドは伝説的なカラーとも言われ、多くのファンの間で語り継がれています。今回の限定色は、過去の名機への敬意を表しつつ、リミテッドカラーとして復活したものです。
やさしい伴奏楽器としての特性
オムニコードは、そのユニークな演奏方法で親しまれています。電子化されたオートハープであり、パネルに配置されたコードボタンを押しながら、ストラムプレートに指をスライドさせることで演奏します。この方法は誰でも簡単に伴奏を楽しめるもので、特に欧米では多くの支持を受けています。1996年に最後のモデルOM-300の販売が終了した後も、ファンからの再販希望の声が寄せられ、2024年6月6日に新モデルOM-108として生まれ変わりました。
販売目標の達成と今後の展望
オムニコードは、発売初年度に設定した年間5,000台の販売目標を見事達成しました。この成功を受けて、リミテッドカラーの発売が決まったのです。オムニコードの魅力は、楽器の経験がない方でも手にしたその日から演奏を楽しめる点にあります。特に、入門者向けに始めたレンタルサービスは、とても好評を得ているようです。
さらに、2025年12月10日には80年代の名曲を集めた30曲の専用楽譜集を発売予定。楽譜を利用した体験会を開催し、よりカジュアルに音楽を楽しむ方法を提案する考えです。また、サコッシュやTシャツなど、関連グッズも豊富に揃え、初年度の販売数を超えることを目指しています。
発売情報と期待される価格
2026年1月21日に新たに発売される「OM-108Red」は、オープンプライス設定で、その市場想定価格は税込81,800円となっています。オムニコードのファンはもちろん、新たに興味を持った方も、ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
企業情報
この素晴らしい製品は、静岡県浜松市に本社を置く株式会社鈴木楽器製作所が展開しています。魅力的な音楽体験を通じて、より多くの人々に感動を届けることを目指している企業です。公式ウェブサイトやSNSでも最新情報が発信されていますので、チェックしてみてください。