ファッション業界初のマンガ連載がスタート!
2025年1月11日、ファッション業界専門紙「WWDJAPAN」に運営されるウェブサイト「WWDJAPAN.com」にて、株式会社Goldratt Japanが監修を手がけたマンガ版『ザ・ゴールシリーズ在庫管理の魔術』が連載を開始することが決定しました。これは同サイトにおける初めてのマンガ連載です。
『ザ・ゴールシリーズ』の魅力
今回マンガ化される『ザ・ゴールシリーズ在庫管理の魔術』は、世界中で1000万人に読まれたベストセラー『ザ・ゴール』の著者であるエリヤフ・ゴールドラット博士の遺作とも言える貴重な作品です。この本は小売業に特化した在庫管理をテーマにしたビジネス小説であり、日本では2009年に出版された後、読者からの熱いリクエストを受けて2024年に新装版が登場しました。
マンガでは、舞台が日本のアパレルチェーンに設定され、より身近な内容になっています。また、全300ページにわたる内容を凝縮し、新入社員でも学びやすい構成が施されています。
新たな在庫管理の解決策
本作では、過剰在庫と欠品に悩む主人公たちを通して、従来の在庫管理の考え方を覆す新しい解決策が提案されています。特に小売業がITベンチャーよりも高い投資利益率(ROI)を生み出すためのヒントが描かれており、“儲けの教科書”とも言える内容。楽しく読みながらビジネスのノウハウを学べるという点が大きな魅力です。
WWDJAPANの役割とGoldratt Group
「WWDJAPAN」は、1910年に米国で発刊された「WWD」の日本版として1979年に創刊されました。今では毎週月曜日に発行されており、国内外のファッションや美容業界の最新情報を提供しています。
一方、Goldratt Groupは、エリヤフ・ゴールドラット博士によって設立された企業グループで、「TOC(制約理論)」を用いた経営改革を世界中で展開しています。彼の理念「月曜日が楽しみな会社にしよう!」をモットーに、さまざまな企業に対する支援を行っています。
監修者・岸良裕司のご紹介
この作品は、Goldratt JapanのCEOである岸良裕司氏が監修しています。岸良氏は、TOCをさまざまな業界で応用し、国際的な評価を得ています。また、東京大学で非常勤講師も務める実力派です。
『ザ・ゴール』について
『ザ・ゴール』は1984年に出版された書籍で、経営危機に陥った工場を短期間で立て直す実話に基づいた物語です。その中でTOCのコンセプトが描かれており、多くのMBAプログラムで必読書とされています。この名著は、アマゾン創設者のジェフ・ベゾス氏によってもマネジメントにおける三冊の必読書として挙げられています。
まとめ
ファッション業界に新たな風を吹き込むこのマンガ連載は、業界の新入社員だけでなく、経営を学びたいすべての人にとっても見逃せない作品となるでしょう。さあ、2025年の連載開始を心待ちにしましょう!