アップサイクルプロジェクト
2025-12-26 11:05:34

文化服装学院とJANSPORTのアップサイクルプロジェクト2025が創造力を発揮

文化服装学院とJANSPORTが共同で挑むアップサイクルプロジェクト2025



文化服装学院は日本の服飾教育を牽引し、今年創立100周年を迎えた名門校です。その文化服装学院が、世界的なアウトドアバッグブランドであるJANSPORT(ジャンスポーツ)と手を組み、2025年度の文化祭でアップサイクルプロジェクトを展開しました。このプロジェクトは、学生たちがJANSPORTの使用済みバッグを再利用し、新たな作品を生み出す挑戦をしています。

アップサイクルとファッションショーの融合



2025年11月2日から4日に開催された文化祭では、1万人以上の来場者が集まり、「Ⅰ部(昼間部)文化祭ファッションショー」で多彩な作品が披露されました。このショーの一環として、JANSPORTとのアップサイクルプロジェクトによる作品が展示され、学生たちは自身の創造力を最大限に発揮しました。

特に、ショーの中で「happy warriors」と題されたシーンは、ブランドの機能性を活かしつつ、未来的なミリタリーファッションを提案する内容になっており、来場者の注目を集めました。

アップサイクルの意義とプロジェクトの詳細



「アップサイクル」とは、廃棄される運命にある物品に新たな価値を与え、別の製品へと生まれ変わらせることを指します。今年のプロジェクトでは、汚れや使用済みのJANSPORT製品を素材として利用し、学生たちがそれを解体、再構築し、洋服として再デザインしました。この取り組みは、環境に優しいだけでなく、創造性を育む貴重な経験ともなっています。

審査方法と結果発表



プロジェクトの成果は審査員による選定と一般投票で評価されました。審査員には、米国JANSPORTのスタッフや文化服装学院の学院長が名を連ね、学生たちのプレゼンテーションやプロジェクト映像をもとに総合評価を行いました。また、一般投票はJANSPORTの公式サイトで実施され、非常に高い関心を集めました。

審査の結果、以下の学生が優秀作品として選ばれました:
  • - 第1位: 三上 ゆい(アパレル技術科 2年)
  • - 第2位: 牧野 千秋(ファッション高度専門士科 1年)
  • - 第3位: 竹下 瑠美(アパレルデザイン科 2年)

文化服装学院の文化祭の魅力



文化服装学院の文化祭は、毎年数万人が来場する大規模なイベントで、ファッション業界からも大いに注目されています。ファッションショー以外にもさまざまな展示やワークショップが行われ、参加者にファッションの楽しさを体験してもらう機会を提供しています。2025年度の文化祭は、6つのシーンで構成され、全72体の作品が披露されるなど、見どころが満載です。

このプロジェクトは、単にデザインにとどまらず、学生たちが環境問題について考え、持続可能な未来へ向けての意識を高める大きなきっかけとなるでしょう。ファッションと環境保護が融合する新たなスタイルの誕生を期待させます。


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