自然再興を目指す国際会議に初参加する小学生たち
2026年7月14日と15日、熊本市で開催された「GLOBAL NATURE POSITIVE SUMMIT 2026」には、自然環境を保護し、回復へと導く「ネイチャーポジティブ」をテーマにした重要な国際会議が行われました。この会議には、企業、行政、研究機関、NPOなど、様々な分野の専門家が集まり、国を越えた議論が交わされました。
この会議に、株式会社ニッスイは初めて参加し、自社の持続可能な水産業に関する取り組みを広く発信しました。特に海洋環境の保全に力を入れ、完全養殖をテーマにした体験型のブースを用意するなど、子どもたちに未来の海の重要性を学んでもらう機会を提供しました。
体験型ブースでの学び
ニッスイが出展したブースでは、「未来の海を考える~ニッスイが挑戦する黒瀬ぶりの完全養殖~」をテーマとしており、来場した小学生は、実際に魚の成長過程を学べるような体験をしました。特に、ブリの稚魚と成魚の重さを再現したぬいぐるみを用意し、参加者たちはその重さに驚く場面もありました。子どもたちは、「初めてブリの赤ちゃんを見た」「成長したブリが思ったよりも重かった」といった声を寄せ、魚への関心が高まったことを感じさせました。
また、ブース内では「2050年も美味しい魚を食べるために、あなたができること」をテーマにした魚型の付箋にアイデアを書き込む企画も実施。この企画を通じて、環境問題や地球温暖化について考えるきっかけを提供しました。参加者からは、未来の海や魚を守るための積極的な意見が多数寄せられました。
次世代育成への挑戦
さらに、「NATURE TECH!」という展示イベントでは、未来を担う子どもたちを対象にしたワークショップも行いました。このプログラムでは、当社の中央研究所 大分海洋研究センター長の森島 輝が「未来の海を守る!? 黒瀬ぶり養殖のひみつ」について講演し、完全養殖技術や水産資源の持続可能な利用の重要性について詳しく説明しました。
ニッスイグループは、「海洋の生物多様性の主流化」を掲げており、環境負荷の低減や生物多様性の保全に努めている企業です。今回のサミット参加を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに強化し、未来の世代に対しても責任を持った活動を続けていくことでしょう。
アクションと未来の展望
「GLOBAL NATURE POSITIVE SUMMIT 2026」は、熊本城ホールを会場に2026年に開催され、多くの企業の取り組みが紹介される場となります。ニッスイの参加を通じて、より多くの人々が海洋環境保全の重要性に気付き、持続可能な未来へ一歩踏み出すきっかけとなることを願っています。
この取り組みが、子どもたちにとって未来の海や環境について考える貴重な機会となったことは、非常に喜ばしいことです。私たち一人ひとりが、次世代を担う子どもたちに何を残せるのか、その視点を大切にしていく必要があります。