あわび復興プロジェクト
2025-03-26 18:04:41

三陸翡翠あわび復興プロジェクト、クラウドファンディング開始!

三陸翡翠あわび復興プロジェクト、クラウドファンディング開始!



2025年2月26日、大船渡市にて発生した山林火災の影響を受けて、元正榮北日本水産株式会社が5,000万円を目指すクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を活用しており、2025年3月26日から支援を募ります。

大船渡のあわびとは?



この会社は岩手県大船渡市三陸町に位置し、親子三代にわたり約40年にわたって、あわびの完全陸上養殖に取り組んできました。その成果として、「三陸翡翠あわび」というブランドが国内外で広まりました。しかし、2011年には東日本大震災によって養殖施設が被害を受け、事業の再建には長い道のりがありました。

震災後、約10年の年月をかけてやっと震災前の売上水準を取り戻した矢先、再びの大きな災害が訪れました。今年2月の大船渡市の山林火災によって、資材置き場や海水を取り上げるポンプが焼失しました。その結果、停電による海水循環システムの停止が引き起こされ、約250万個のあわびがほぼ全滅するという、総額約5〜6億円の甚大な被害を受けてしまったのです。このような厳しい状況を打破するため、元正榮北日本水産は、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

クラウドファンディングの目的



クラウドファンディングを通じて集めた資金は、汚水処理やポンプの修繕、資材置き場の再建といった、養殖事業再開に必要な基盤整備に充てられる予定です。あわびは成長に3年の歳月がかかるため、長期的な視点での復興が求められます。

このプロジェクトのタイトルは「二度の災害を乗り越えて - 三陸翡翠あわびの復活への挑戦」です。目標金額は5,000万円で、募集期間は2025年3月26日から6月24日までの90日間です。資金は、陸上養殖あわび事業の再建にかかる費用として全て利用されます。このプロジェクトは、「All in形式」で、目標金額の達成にかかわらず、集まった支援金を全て受け取ることができます。

会社の理念と今後の展望



元正榮北日本水産は、岩手県大船渡市三陸町に拠点を置き、40年前から持続可能なあわび養殖技術の確立に努めてきました。「肉厚でやわらかく、味わい深い」という特徴を持つ三陸翡翠あわびは、地元の誇りです。同社は、親貝の育成から人工授精、食用サイズのあわびに成長させるまで、2年半から4年の時間をかけています。このプロジェクトを通じて再び多くの方々の食卓にあわびを届けることを目指し、地域の活性化にも繋げていきたいと考えています。

お問い合わせ



プロジェクトに関する詳細や支援の方法については、元正榮北日本水産株式会社のウェブサイトやクラウドファンディングページを通じて確認できます。

  • - 会社名: 元正榮北日本水産株式会社
  • - TEL: 0192-42-3056
  • - Email: kitanihon423016@outlook.jp

一人でも多くの方に、この取り組みを知ってもらい、あわびを再び復活させるための支援をお願いしたいと思います。地域の誇りをかけた挑戦に、多くの方の力を貸してください!


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: クラウドファンディング 大船渡市 三陸翡翠あわび

トピックス(ライフスタイル・カルチャー)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。