今、肌悩みの新常識！“ベタカサまざり肌”が引き起こす複雑なボディケア事情

環境変化がもたらす肌悩みの新常識

近年、日本の気候は年々厳しさを増しています。気温や湿度の変化が、私たちの肌にどのような影響を与えているのかを、花王株式会社のスキンケアブランド「ビオレザボディ」が実施した調査をもとに探っていきます。

1. 環境変化を実感する人々

この調査では、全国の20～69歳の男女10,000人を対象に、日本の気候変化が肌に及ぼす影響を調査しました。その結果、実に9割以上が「ここ数年で日本の気候が過酷になった」と感じており、また85.4%が「日本は、肌に過酷な環境になった」と回答しました。これにより、環境の変化が肌にストレスを与え、日常生活にも影響を及ぼしていることが明らかです。

2. 増加する“ベタカサまざり肌”

調査の結果、約3人に2人が「ベタつく部分もあれば、カサつく部分もある」と感じ、いわゆる“ベタカサまざり肌”を実感しています。この状態の示すところは、たとえば「スネは乾燥しているのに、背中はベタつく」といったように、肌の一部に複数の問題を抱えていることです。

3. “あるある”シーンに共感

具体的に、どんな時に“ベタカサまざり肌”を実感するのか調査したところ、共感を呼ぶシーンがいくつか明らかになりました。特に多くの人が経験する「衣替えしたら意外と気温が高く、汗でベタついた」という状況が67.1%の人に当てはまると答えています。他にも、お風呂上がりに「あれ？やっぱりカサカサしちゃった」と思った経験が55.5%と、日常のささいな瞬間で“ベタカサ”を意識していることが伺えます。

4. ボディケアが後回しにされる理由

このように多くの人が肌の状態に満足していない中で、ボディケアの実践割合は非常に低いことが調査で分かりました。特に「こだわりもなく、実践もしていない」と回答した人の割合が高く、面倒に感じたり、労力の割に効果が出にくいと考える人が大半です。実際、ボディケアは「面倒だから」と感じている人が78.3%にも上る結果となりました。

5. どう対処していけば良いのか

ビオレザボディでは、この“ベタカサまざり肌”に向き合い、すべての人が気軽にボディケアを取り入れられる商品を開発することに注力しています。2025年4月12日には、特に肌の潤いと快適さを追求した「ととのい肌」ボディウォッシュが全国で発売される予定です。この製品は、必要な皮脂を残しつつ不要な皮脂をしっかり洗い流すことができる洗浄成分を配合しています。