2024年秋冬から始まるユニクロの新たな取り組み「The Heart of LifeWear」は、世界中の困難な状況にある人々、特に難民や災害被災者に向けた支援を目的にしています。このプロジェクトの一環として、ユニクロはおよそ100万点のヒートテックを寄贈することを決定しました。日本では、特に児童養護施設や能登半島地震で被災した方々へ合計10万着を届ける予定です。これに先立ち、12月5日にはプロテニスプレーヤーの錦織圭選手と元車いすプロテニスプレーヤーの国枝慎吾さんが、都内の児童養護施設を訪問しました。彼らは子どもたちにヒートテックを直接お渡しし、楽しい交流のひと時を過ごしました。
この訪問に際し、子どもたちは錦織選手と国枝選手への感謝の気持ちを込めて、手作りの絵や手紙を準備していました。絵を通じたコミュニケーションや質問タイム、さらには記念撮影など、笑顔溢れる時間が展開されました。錦織選手は「子どもたちの笑顔が見られて、本当に素晴らしい時間でした。私が届けたヒートテックを着て、もっとパワフルに冬を楽しんでほしい」と述べています。
また、国枝選手も「このような機会をいただき、子どもたちに直接ヒートテックを渡せたことに心から感謝しています。子どもたちの元気な姿から逆に私が元気をもらいました」と語っています。
ユニクロはヒートテックを一般財団法人みらいこども財団を通じて全国の児童養護施設に届け、令和6年能登半島地震による被災者には定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームから支援が行われる予定です。ユニクロは今後も、衣料品を通じた支援を拡大し、社会全体をより良くする具体的な行動を続けていきます。
「The Heart of LifeWear」は、ユニクロの40周年を迎える今年に立ち上げられたプロジェクトで、世界中の特に支援が必要なコミュニティに1百万点のヒートテックを届けることを目指しています。この取り組みを通じて、ユニクロは「人々の生活をより良くするためには何ができるのか?」という問いに向き合い、具体的なアクションを取っています。ユニクロはこの活動を通じて、たくさんの人々の心や体を温めることができることでしょう。
ぜひ、この温かい取り組みに注目し、自分自身ができることを考えてみてはいかがでしょうか。小さな支援が、未来の誰かの笑顔へとつながるかもしれません。