震災から復興を目指す特別メニューが職員食堂に登場！

震災からの復興を思い出しながら、美味しい海の幸を味わおう

2025年3月、日本の復興への道を考える取り組みとして、6省庁の職員食堂で「3.11三陸復興応援フェア」が開催されます。このフェアでは、東日本大震災を経て再生した株式会社ヤヨイサンフーズの加工品を使用した特別メニューが提供されることが発表されました。食を通じて復興を支援すると同時に、三陸地域の水産物の魅力を再発見する機会です。

復興の証となる美味しいメニュー

この特別メニューには、マグロカツ、カツオカツ、いわしハンバーグの三品が登場します。それぞれのメニューは、元気を取り戻した気仙沼の新工場で製造されたもの。海の幸を堪能できるだけではなく、震災の記憶を忘れずに復興を考える貴重な機会です。

- マグロカツ: 気仙沼漁港で水揚げされたビンナガマグロを使用。サクッと揚げられたカツは肉質が柔らかく、食べやすい味わい。

- カツオカツ: 28年連続水揚げ量日本一を誇るカツオを用い、丸大豆醤油やショウガの香りが絶妙なハーモニーを生み出します。

- いわしハンバーグ: 宮城県産のイワシを贅沢に使ったハンバーグ。臭みを抑えた味付けがされ、栄養面にも優れています。

新たなスタートを切ったヤヨイサンフーズ

震災から10年以上が経過し、再建されたヤヨイサンフーズの気仙沼工場は、安全面に配慮し、津波にも耐え得る高さと立地に設計されています。2011年の震災当時、同社は大きな被害を受けたものの、その経験を糧に新しい工場を立ち上げ、地域の海産物を活かした加工品の製造を再開しました。このフェアを通じて、地域の水産業に新しい光を当て、復興への思いを新たにすることができるでしょう。

特別メニューを楽しむ場所

特別メニューは、農林水産省の「あふ食堂」など、受託運営する6省庁の食堂で利用可能です。特に「あふ食堂」は、国内産の食材を選び抜き、環境にも配慮したメニューを提供する場所として、食の大切さを皆に伝えています。

- 開催期間: 2025年3月3日（月）〜 3月14日（金）
- 提供店舗: 農林水産省『あふ食堂』、外務省『笑縁食堂』など多数。

このメニューを通じて、震災を忘れず、地域を支えることの重要性を感じてみませんか？美味しい料理を楽しむことで、あなたも復興の一端を担うことができます。ぜひ足を運んでみてください。