「双子さくらんぼ」で山形の美味しさを全国へお届け!
山形県で栽培されるさくらんぼの中に、特異な形状の「双子果」が増えていることをご存知ですか?これは、実がふたつくっついて成長したもので、見た目はユニークながらも、正規品にはなりえないため、通常は摘果作業で間引かれてしまうことがほとんど。しかし、2024年の夏には異常な暑さが影響し、双子果の生産量が急増する結果となりました。そのため、正規品のさくらんぼの収穫量は減少し、生産者の収入にも大きな影響を及ぼしています。
産地直送で「双子さくらんぼ」を楽しもう!
株式会社 食文化(東京都港区)では、双子果を「双子さくらんぼ」として取り扱う新たな試みをスタートしました。今年も豊洲市場ドットコムやうまいもんドットコムを通じて、全国のフルーツ愛好者へお届けします。インターネット販売の特性を利用して、消費者に丁寧な説明や美味しさを伝え、納得の上でお取り寄せしてもらうこの活動は、双子果の魅力を広める大きな一歩です。
さくらんぼの特徴と美味しさ
双子さくらんぼの特徴として、実が二つあるため、可食部は通常のさくらんぼより少なくなります。しかし、山形のさくらんぼはそのまま食べても甘くて美味しいため、無駄なく楽しむことができます。また、果皮にスレキズがあることもありますが、これも自然の証です。着色が明るいものは特にフレッシュな味わいが広がり、ジャムやコンポートにするのもおすすめです。
栽培の現状と収穫のスケジュール
2024年の夏の猛暑が原因で、多くの双子果が実ったという見方がされています。山形・東根地区では、露地栽培のさくらんぼが6月5日頃から収穫され始め、双子さくらんぼもその時期に合わせて順次出荷されます。収穫の進行状況によって、6月23日頃までは人気の佐藤錦が販売され、その後は紅秀峰に切り替わる予定です。
直送の魅力を体感する
双子さくらんぼは選果基準が確立されていないため、若干のスレキズがある場合がありますが、これも新鮮さの証。特に産地直送のものであれば、そのままの美味しさを楽しむことができます。今年も市場での取り扱いが期待される双子さくらんぼ、ぜひこの機会にその味わいを体感してみてはいかがでしょうか?
【商品リンク】
山形県産 双子さくらんぼ(佐藤錦または紅秀峰)約1kg 無選別バラ詰め
生産者を支援するために立ち上がった株式会社 食文化は、2001年からネット販売システムを構築してきました。今後も彼らの活動に注目していきたいところです。