舞台『からくり写楽』
2025-08-19 11:22:21

蔦屋重三郎の晩年を描く舞台『からくり写楽』が上演決定

舞台『蔦屋重三郎最後の賭け〜からくり写楽』が上演



江戸時代の芸術と謎に満ちた物語が融合する舞台『蔦屋重三郎最後の賭け〜からくり写楽』が、東京の日本橋三越劇場で上演されることが決定しました。この公演は、野口卓の原作に基づいており、観客を別世界へと誘います。

公演の詳細


公演は2026年2月6日から8日の間に行われ、全5回の公演が予定されています。演出を手掛けるのは、中島裕一郎氏で、脚本やプロデュースを担当するのは日本橋大伝馬町在住の有賀沙織(KASSAY)です。昨年放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」でも注目を集めた蔦屋重三郎に再び焦点が当たり、その晩年の姿が描かれます。

主演を務めるのは、劇団俳優座の加藤頼さんで、他にも辰巳琢郎を始めとする実力派俳優たちが集結。彼らの演技がどのように物語を紡ぐのか、期待が高まります。

ストーリーの魅力


この物語は、蔦屋重三郎が発禁覚悟で発表した浮世絵「写楽」の裏側を描いています。過酷な状況の中、蔦屋重は朋誠堂喜三二や徳島藩の菊地定兼と共に巧妙な計画を立て、真実を探る旅に出ます。また、藩主に惚れ込んだ江戸の若者たちとの交流や、様々な人々の思惑が交差する中で、蔦屋重の晩年がどのように描かれていくのか、見逃せません。

登場人物たちはそれぞれの思いを抱きながら、重三郎との関わりを深めていきます。その中でも、同心の門倉又兵衛や与力の内山田がいかに動いているのかにも注目が集まります。彼らの交錯する想いが一つの大きなドラマを生み出すことが期待されています。

KASSAYの活動


この公演を主催するKASSAYは、2007年から地域発の作品の上演を行っている団体です。過去の作品には、三井財閥の物語を描いた『振り返れば、道』や近年の『ふたりの老女』、来年予定されている『ジョルジュ&ミッシェル ショパンを創った、ふたり』などがあります。KASSAYは、非日常的でありながらも現在に繋がる物語を創り上げることを目指し、楽しく挑戦的な舞台を提供しています。

舞台を観る絶好の機会


この舞台は、歴史や文化に興味がある方はもちろん、演技やストーリーの深さを楽しみたい方にもぴったりです。日頃の生活から一歩踏み出し、江戸の魅力を感じながら、蔦屋重三郎の晩年を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。チケット詳細や公演情報は、KASSAYの公式ウェブサイトや公演サイトをご覧ください。

まとめ


舞台『蔦屋重三郎最後の賭け〜からくり写楽』は、江戸の文化が色濃く反映されたストーリーと、実力派俳優たちの熱演が魅力です。歴史を愛するすべての人々にお勧めしたいこの公演、どうぞお見逃し無く!


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