東京ソワール新ブランド「TOKYOSOIR」スタート!
東京ソワールが2025年10月に新たに立ち上げたブランド、「TOKYOSOIR」(トウキョウソワール)。このブランドは、レディースフォーマルウェアの新たなスタンダードを提供することを目指しています。そして、デビューからわずか2か月で売上計画比165%を達成し、累計販売数は355着にのぼるという快挙を成し遂げました!
アフターコロナの葬儀スタイルとニーズの変化
コロナ禍が影響を及ぼす中、特に家族葬の需要が高まりました。しかし、アフターコロナでは状況が変化し、一般葬が再び増加傾向にあることが全国調査によって示されています。参列者以外の弔問客への対応が手間となり、一般葬の方が望まれるケースが増えているといいます。
人々が「大切な日」として冠婚葬祭を捉える意識が広がる中、特に一般葬では「きちんとした装い」が求められ、「自分に似合い、長く着られる高品質な製品」に対するニーズも増しています。このようなニーズに応えるべく、TOKYOSOIRはアンサンブル、ワンピース、パンツスーツの3タイプを展開し、フォーマルウェアのスタンダードを打ち出しています。
売上実績と顧客層
「TOKYOSOIR」の売上は、初速計画を165%も上回る成果を収め、アンサンブルが主力となっています。購入者の年代は50代以上が約7割を占め、20代から60代まで広範囲にわたっています。購入者からはシンプルなデザインや軽やかな着心地、家庭洗濯可能な点に対する高評価が寄せられています。また、冠婚葬祭にふさわしいブランドとして76%の方に選ばれる理由となっています。
ブランドの改善点と今後の展望
今回の成功により、サイズ展開に新たな課題が見えてきました。主要顧客層への提案精度は向上しましたが、7号および17号のサイズについての要望も顕在化しています。この情報をもとに、今後のサイズ設計に反映させる計画です。
大切なのはTOKYOSOIRの持つイメージ。「間違いない安心感」や「マナーやコーディネート相談の充実」が支持されています。これらはすべて、厳格な品質基準を持った製品を提供する東京ソワールだからこその強みです。
TOKYOSOIRの特徴と利便性
TOKYOSOIRのアイテムには、「普遍性」「汎用性」「安心感」「機能性」の4つの特徴があります。着やすさはもちろん、家庭洗濯ができる点や、体型に合わせたデザインが施され、長く着用可能なフォーマルウェアとして信頼を得ています。さらに、アートディレクションを行う岡本健デザイン事務所の協力により、ブランドイメージの確立も進めているのです。
展望と今後の進化
2026年春には新たに6型のアイテムを約210店舗に展開する計画であり、秋冬にはさらに8型の展開を予定しています。全国の百貨店や直営店、ECサイトを通じて、より多くのお客様にTOKYOSOIRの魅力を伝えていく方針です。
東京ソワールの「大切な想いのすぐそばに」という理念を元に、今後も新たな商品開発や販売戦略を進化させ、フォーマルウェア市場での確固たる信頼を築いていくことでしょう。全国の店舗での有能な販売員によるサポートも加わり、ブランドの浸透が期待されます。これからのTOKYOSOIRの成長から目が離せません。