シリア文化を食と音楽で感じる体験型イベント『SEKAI KITCHEN』とは
2026年3月6日、イタリアンレストラン「osteria égo」で、シリアの豊かな文化を探求する体験型レストランイベント『SEKAI KITCHEN ~シリア シリアウ オイシリア編~』が開催されます。このイベントは、シリアの難民や国内避難民の子どもたちを支援するNPO法人Piece of Syriaと、株式会社人と音色、一般社団法人demoexpoの共同によるものです。
文化体験を通じて自分ごと化
本イベントのテーマは、「文化体験を通じて、パブリックを自分ごと化する」。つまり、遠い国の文化を単なる知識やニュースとして受け取るのではなく、料理の香りや音楽の響きを通して、身近に感じることを目指します。これは、シリアを遠い存在から、私たちの感覚に触れる存在に変える瞬間を創出します。
参加者は、シリアの料理を味わいながら、その音楽を聴き、自分自身の感情を豊かに育む体験ができます。それぞれの参加者がその体験を通じて新たな視点を持ち帰ることを期待しています。
シリア文化の重要性
シリアは2011年から続く内戦の影響で、人口の54%が難民や国内避難民となっています。多くのシリア人の子どもたちは、自国の文化や美しさを知ることなく成長しており、保護者たちはその状況に対する危機感を高めています。医療や食糧といった直接的な支援の一方で、文化や教育の継承がなおざりにされている現状を打破するための取り組みが急務とされています。
SEKAI KITCHENの内容
『SEKAI KITCHEN』では、日本在住のシリア人シェフ、Hiba Jamjoom氏が考案した、シリアの祝祭日に食べる特別なメニューを提供します。シェフは大阪の名店、osteria égoのシェフ山田真志氏とともに、前菜からデザートまで、シリアを体現した料理を仕立てます。
イベントでは、料理だけでなく、シリア人アーティストの音楽ライブや、シリアで出会った子どもたちや風景を収めた写真展もあり、参加者は料理と音楽、アートを通じてシリアの魅力に触れることができます。また、参加者同士が感情を自由に表現できるような仕掛けも用意されています。
五感で開く体験
会場では、一方的な提供ではなく、参加者の感情を動かす様々な仕掛けが施されます。例えば:
- - 食の体験: 各テーブルには多様なスパイスが用意され、参加者は好きなスパイスを混ぜて自分だけのブレンドを作成できます。
- - 音楽の体験: ショップのBGMは、シリア人アーティストとの対話をもとに制作されたオリジナル曲で、QRコード付きのカードで持ち帰ることができます。
- - 写真の展示: 写真展示にはキャプションがなく、話し合いの中でその背景や撮影者の思い出が語られる仕掛けが施されています。
- - お土産の体験: 参加者は自分が感じたことを思い出しながら、大切な人への手土産としてお土産を持ち帰ることができます。
イベント詳細
- - 日程: 2026年3月6日(金) 16:30受付開始、17:00スタート、20:30終了予定
- - 場所: osteria égo(オステリアイーゴ)
大阪府大阪市西区京町堀1-13-20 Maison de 京町堀
(肥後橋駅から徒歩10分)
また、イベント後の3月7日から3月12日まで、同店舗でシリア料理の特別ランチメニューや写真展が一般開放されます。
クリエイターたちの想い
主催者たちは、シリアの文化やその美しさを知ることが、未来に向けた重要な第一歩だと確信しています。人々が集まり、シリアのアイデンティティを感じ合うことで、文化の継承と理解が進むことを願っています。
このイベントは、異国の文化を身近に感じる貴重な機会です。ぜひ、お時間のある方は足を運んでみてください。