一穂ミチ新作登場
2025-10-16 12:50:58

一穂ミチ新作長編『アフター・ユー』、待望の11月21日出版!

一穂ミチの新作小説『アフター・ユー』の魅力に迫る



作家・一穂ミチが待望の長編小説『アフター・ユー』を2025年11月21日に文藝春秋から発売します。3年ぶりの新作であり、彼女の前作『光のとこにいてね』は島清恋愛文学賞を受賞し、本屋大賞で第3位を獲得するなど、多くの読者に愛されました。お待ちかねの新作は、これまで以上に深い物語が展開されることが予告されており、早くも期待が高まっています。

『アフター・ユー』のあらすじ



新作の物語は、タクシー運転手の青吾が主人公。彼の日常は、帰宅するはずの恋人・多実が帰って来ないという異変から始まります。多実の行方を追う青吾の焦りは次第に増していき、やがて彼の元に届いたのは、多実が五島列島の遠鹿島で見知らぬ男性と共に海難事故に遭ったという衝撃の知らせ。 一見、平穏だった関係が暗い秘密と共に崩れ去っていき、この物語は不倫の疑念に結びつきます。

多実の行方を追う中で、青吾は訪ねてきた男の妻・沙都子と共に離島の遠鹿島へ向かい、そこで彼らの過去が次第に明らかになっていきます。過去の出来事は彼らにどのような影響を与えるのか、そして彼らがどのように再生するのか、心揺さぶる展開が待っていることでしょう。

一穂ミチの歩みと作品紹介



一穂ミチは大阪府出身の作家で、2007年にデビューを果たしました。彼女の作品はその独特な文体と深い人物描写で知られ、これまで数々の賞を受賞しています。『雪よ林檎の香のごとく』で文壇にデビュー後、『スモールワールズ』で吉川英治文学新人賞、そして『光のとこにいてね』では島清恋愛文学賞を受賞。さらに、直木賞を獲得した『ツミデミック』や、『恋とか愛とかやさしさなら』など、数多くの著作が話題を呼んでいます。

期待される新たな作品



『アフター・ユー』では、25年間にわたる愛と運命が交差する物語が展開されます。一穂ミチは、恋人たちの抱える暗い秘密や寂しさをリアルに描写し、読者に深い共感を与えます。彼女の作品は、ただの恋愛小説ではなく、人間関係や感情の複雑さを真摯に探求しています。

書誌情報



リリース日:2025年11月21日
書名:『アフター・ユー』
著者:一穂ミチ
出版社:株式会社文藝春秋
定価:1980円(税込)
判型:四六判上製カバー装352頁
ISBN:978-4-16-392042-9

この新作発表は、読者にとって大きな喜びとなることでしょう。一穂ミチが描く人々の愛と運命の物語に期待が高まります。ぜひ、皆さんもこの作品を手に取ってみてください。


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