市川團十郎特別公演が小松で開催!
石川県小松市では、2026年2月28日(土)に「市川團十郎特別公演 小松公演」が行われます。この公演では、伝説的な歌舞伎役者である市川團十郎が演じる貴重な演目を楽しむことができます。特に注目されるのが、平成絵巻から舞い降りたような華やかさで魅了する『源氏物語~夕顔』と、成田屋の代名詞とも言える荒事が繰り広げられる『素戔嗚大蛇退治』です。また、力強い江戸歌舞伎の舞台も一日で楽しめる贅沢な内容となっています。
ふるさと納税で特別席チケットをゲット!
この特別公演の一等席チケットは、12月6日から小松市のふるさと納税の返礼品として提供されることが決まりました。寄附額は44,000円で、昼の部と夜の部のいずれかを選べる内容となっています。
- 昼の部: 11:30開場/12:00開演
- 夜の部: 15:00開場/15:30開演
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会場: 石川県小松市團十郎芸術劇場うらら 大ホール
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座席: 一等席
歴史的な背景と魅力
小松市は、歌舞伎の「勧進帳」の舞台ともなった歴史を持つ場所であり、その文化は脈々と受け継がれています。市川團十郎一族は、小松市に深い関わりを持っています。例えば、十二代目市川團十郎の指導のもと、中学校では「勧進帳」を授業に取り入れ、地域の子どもたちが持ち回りで公演を行なっています。また、2022年には十三代目市川團十郎が襲名をし、地域の文化振興にさらなる貢献をしています。
劇場の設計に関わったり、名誉館長としても活動している団十郎の影響は、地元民にとって大きな誇りです。1階には「歌舞伎のまちギャラリー成田屋と小松の絆」があり、この地域での歌舞伎の歴史を学ぶことができます。
市民による歌舞伎の普及活動
小松市では、能や歌舞伎の文化を継承するために、地元の子どもたちを対象にした「日本こども歌舞伎まつりin小松」などのイベントも開催されています。このような活動によって、歌舞伎の魅力を次世代へと引き継ぐ努力が続けられています。
寄附を通じて実現する小松市の新しいまちづくり、そして市川團十郎の公演は、地域に活気をもたらす重要なイベントです。歌舞伎ファンはもちろん、文化や歴史に興味のある方もぜひご参加ください。
市川團十郎の舞台は、一夜限りの特別な体験となることでしょう。些細なことも楽しみながら、ぜひ気軽に天才歌舞伎役者の魅力に触れてみてください.