内藤剛志が楽しむ秋の立山黒部紅葉旅
BS日テレで放送中の「友近・礼二の妄想トレイン」。この番組は鉄道好きや旅好きの芸能人が、様々な素晴らしい旅を楽しむ様子を描いています。今回の旅には、多くのサスペンスドラマで知られる俳優・内藤剛志が登場。彼は、紅葉が美しい立山黒部アルペンルートを歩きながら、心に残るひとときを過ごしました。
異例の謝罪から始まった旅
内藤の旅は立山駅からスタートしますが、始まるや否や彼はスタジオの友近に向かって「ごめんなさい!」と謝罪します。どうやら、過去の仕事に関する思いがあったようで、少し意外な始まり方でした。この謝罪がなければ、ただの旅のスタートだったと思います。
彼は、立山駅から乗った5種類の交通機関で黒部ダムを目指しますが、目的はそれだけではありません。内藤は「紅葉を楽しみたい」と期待を膨らませています。彼は旅慣れた様子で、一人旅でも進行をスムーズにこなしています。その姿には、番組のスタジオからも驚きの声が上がりました。
不思議な形状の立山ケーブルカー
内藤が初めに乗り込んだのは、特異な形状をした立山ケーブルカー。その車両に乗り込むと、混雑した車内でも乗客との交流を楽しむ内藤の姿が印象的でした。紅葉シーズンということもあり、車内はまるでラッシュアワーのようにぎゅうぎゅう詰めでした。その中でも、彼の明るい性格が光っています。
高低差1500メートルの登り
次に彼が乗った立山高原バスは、1500メートルの高低差を50分かけて登っていきます。ジグザグの登り道を楽しみながら、道中の美しい紅葉や千年杉を目にしながら、内藤は周囲の景色に魅了され続けました。室堂に到着し、周囲を散策する中で、同い年の夫婦と出会い、彼らの言葉に深い感銘を受けます。「ここまで来たから、やめるわけにはいかない!」と、ふとした理由で旅を一時中断しようとする内藤の姿に、視聴者は興味をそそられました。
絶品の白エビを堪能
昼食には富山名物の白エビを使った美味しい料理を楽しむことができました。食事を介して地域の魅力を感じることは、旅の醍醐味です。このように、旅行はただの移動だけではなく、食や人との出会いも大切な要素です。
さらに旅のハイライトとなるのが、立山トンネルトロリーバスへの乗車です。2024年11月30日をもって営業を終了するこのトロリーバスは、内藤にとって特別な存在。彼は「長い間、ご苦労様でした」と感慨深く語りかけ、名残惜しむ様子が印象的でした。
黒部の絶景と内藤のエネルギー
紅葉のじゅうたんを滑るように走る立山ロープウェイや、美しい景観を持つ黒部ダムなど、見どころは盛りだくさん。内藤はその美しさを堪能します。しかし、移動の多さからか、彼のエネルギーは次第に減少。最終目的地への道中では、妙なテンションでのやりとりが展開され、スタジオでは笑い声が響きます。彼の旅がどのような結末を迎えるのか、視聴者たちは引き込まれることでしょう。
この旅を通じて、内藤剛志はただの観光地について語るのではなく、旅の中で得られる感情や人との触れ合いの大切さを教えてくれました。皆さんも次の休日には、紅葉の美しさに触れる旅を計画してみてはいかがでしょうか。